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『とと姉ちゃん』 第12週 「常子、花山伊佐次と出会う」 (上)ツイートと追記: ひとつひとつ、すべてに意味があるねって

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なんといっても、唐沢さんの登場、そしていきなりの常子との対峙に尽きるでしょう!

五反田ミッチーよろしく、土曜にでもチラッと顔見世して終わりかと思いきや、火曜日にいきなりきましたよ。「また一人、とと世界に大声で怒鳴るキャラ登場か」という火曜のあと、水曜日にはもう複雑な内面を見せる。居丈高に常子を追い返したかと思うと「書く気がなくなってしまったよ~」とおどけて見せ、めんどくさいと言われて賭けに乗り、負けると、サラサラと迷いない優しい筆遣いで描く。ヒールの折れた靴を脱いで笑顔で去る常子を見つめる表情! 芝居のひとつひとつに意味がある。なんて楽しい。

その唐沢さんにして花山さんと対峙する常子がまたすばらしい。素っ頓狂なキャラに相対して、びっくりはしても怖がらないのは常子そのもの。迷わず素足で帰るのも。私たちの常子が、唐沢寿明演じる花山伊佐次と対峙している。物語はとうとうここまで来たんだねえ!

・・・という裏で、着々と立ってゆくフラグにおののく前半でもあった。当たり前だけど、相変わらず、よく練られている構成だと思う。一週間が終わってみれば、花山が出たのに前半は後半のクライマックスへの序章のようでもある。でも火曜と水曜、合わせて10分も出たかどうか?な花山の印象はやはり強く、「戦時中の花山」の姿が物語の中でどれほど重要かもよくわかるのだ。