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霜月の三 / 七五三

saku 日々

●11月某日: 子どもの熱、下がった! 「これでお参りにいけるね」本人もうれしそう。「朝ごはんのおにぎり、鮭とちりめんじゃこ、どっちがいい?」「両方!」即答。ちなみに尋ねたのは夫です(笑)。私は今回買ったジャケットに合わせるボトムスを最後のギリギリまで悩む。

9時半に美容室。割と家の近所だけど初めて行くところ。改装して間もないらしく、綺麗で、お店の人はとても感じよい。奥の部屋にいざなわれて、サクの着つけ。プロだから当然だけどもそれはそれは手際よく、

私「自分でやらなくてよかった…」 
夫「頼んでよかったね…」

と、ほぼ同時に異口同音の感想を漏らす。サクは言われるがまま、腕を上げ下ろししたり、紐を持っていたり、受け答えもスムースで、こういうときは素直ないい子。襦袢姿も着流し姿もかわいらしくて写真におさめる。羽織を着、帯剣して、ワックスで整髪してもらって完成。店先で、デジタル一眼レフで写真を撮ってくれた。サク一人のも、家族写真も。「メールで送りますね~」と。もちろん写真館なんか予約してない、気合の薄い私たち夫婦なので、大変ありがたい。

なんか、思いがけず、サクが無茶苦茶かわいく見えて(や、そりゃ親だからいつだってかわいく見えてるけど)、自分でも戸惑うほどだった。これは、袴姿という非日常的なコスプレのなせる力なのか、「こんなに大きくなるまですくすく育って」という有難さや、「この姿も一瞬で時間の波間に消えて行ってしまう」という親ならではのセンチメンタルなのか、うーん全部かな。夫も同じだったようで、夜や、翌日までも、何度も本人に向かって「今日かっこよかったな」「昨日、かっこよかったな」と言ってた。彼の場合、自分が七五三で着た着物を30余年経って…という感慨もあっただろう。

そのまま、家の近くの神社へお参り。古くから、ここいら「55村の総鎮守」と呼ばれていた高台のお宮である。七五三でも賑わうが、時期が少し早いうえに時間も10時過ぎたところなのでお参りの人はまばら。すぐに祈祷をしてもらう。普段は入れない拝殿の中に足を踏み入れて興奮し、キョロキョロうろうろしていると神主さんに「どうぞ、お座り下さい」とたしなめられた(笑)。

いったん帰って着物を脱がせ(ああ、もったいない! トイレ問題さえなければもっと着せておけるのに~))お昼ご飯をロイヤルホストで。ホームセンターで買い物して帰る。古いフライパンを2つ更新したら、夫が「やべ、めっちゃ使いやすい!」とモチベーション上げて料理しまくり(別に、ブランドものとかじゃない普通のフライパンです)。夜ごはんは、野菜たっぷりボリュームグラタン、ネギ焼き、トマト、小松菜。翌日のおでんまで仕込んでくれた。ビールに赤ワイン飲んで、サクが寝たらちょっと飲み足そうかって感じだったのに夫婦して寝かしつけながら寝てしまう。最近このパターンが多い・・・。年か・・・。

 

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 「空へ 若竹の なやみなし by 山頭火」 

 

 

 

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