『問題のあるレストラン』 第9話
思いつくままにつぶやいた感想たちをそのまま。ドラマ同様、感想も取っちらかってますw
#問題のあるレストラン 追っかけ視聴終了。エグいドラマだ…。雨木との断絶は坂元脚本ゆえ織り込み済みだけど、先週から、たま子が門司に対してえらいエゴイスティックだったのが、こーゆー形に行きつくとは。ところで風間くんってホントに包むために出てきたのか?
同じく坂元脚本『それでも、生きていく』は被害者と加害者が同じ船に乗るという話だったけど、今作は、被害者と加害者との戦いと見せかけて、人は被害者であると同時に加害者でもあるし、傍観者でいることも暴力だけど、当事者はめちゃくちゃ大変だよ、って話…か…? #問題のあるレストラン
ハイジさんがついにクローズアップされないまま、やたらつらいめを見るキャラなのも、やっぱり知らず知らずの暴力性を描いていたんだね。女子たちと雨木社長同様、あのかわいい3人娘たち(三千院さんもか)とハイジさんの間にも断絶が存在するのだ、と。 #問題のあるレストラン
初回でたま子は逮捕されてて、今回、門司は雨木を殴って、客がうっかり落としたスプーンが誰かを傷つけたかもしれなくて。独善とか泥水とか意図しない罪とか。だから「どれだけ心が震えるか」「いい仕事をしよう」基準で生きるしかない…のか…? #問題のあるレストラン
たま子はかつて門司を傍観者だと断罪した。会議室でのたま子の独演は、雨木には少しも届かなかったけど、門司を泣かせた。門司は「心が震えた」結果、雨木をボコボコに殴った。いや、心が震えただけじゃなく、クビを切られるという暴力も受けたのか。うーむ。この構図… #問題のあるレストラン
結局、坂元センセイは安直に叫ばれる「自己責任」って言葉にものすごい抵抗感を覚えるたちで、このドラマ書いたのかなーと思ったりした。「それでも人は、寒い場所で供されるあったかい料理を欲する」ってのを救いに。だから寒がりのたま子は希望を胸に店に立ち続ける #問題のあるレストラン
何度も話に出た「社会的制裁」っていわゆる炎上だよね。現代における、もっとも典型的な無自覚の暴力のひとつ。それも相当エグい描写になるだろうに、主人公サイドは望んでいるにもかかわらず、実現させなかったな。実現したのは門司の暴力という直接的な暴力。#問題のあるレストラン
問レスのこといまだに考えてるよ。すぐれたドラマかって言われると首ひねるけど、そうじゃないからこそ、あとに引くもんがあるドラマって感じ。
#問題のあるレストラン 門司があっくんのこと思い出したり雨木を殴るに至るまでの変化は比較的的丁寧に描かれたようではあるけれど、こうなるとむしろ、最初の頃の異様な無関心や俺様っぷりが謎に思えてくるんだよなあ。家庭環境も悪くなかったようだし、何が彼をあんなに閉じさせていたのか?
#問題のあるレストラン そもそも、「こんな店やめて俺の嫁になれ」と言い放った俺様であり、仕事を勝ち負け/上か下か の視点でしか見てないのが門司の基本スタンスで、そこから、たま子の傘のたとえ話が響いてあっくんのこと思い出すって相当劇的。その変化を説得力もって描いたかと言われると…
#問題のあるレストラン 雨木社長との断絶とは違う種類でも、門司との断絶も同じくらい深いものがあるのだろうと思っていたので、ちょっと拍子抜けした感は否めない。
#問題のあるレストラン しかも、先週、門司に雨木の店を辞めろと迫るたま子、今週「事情とかもうどうでもいい」と言い放ったたま子が、土田にすら「あなたといい仕事がしたかった」と言ったのと同一人物と思えなくて…でもそのエゴイストぶりもわざと書いてるんだよね・・・?
#問題のあるレストラン これまでの坂元作品を見てると、来週の最終回でいろんな疑問がすべて納得いくよう綺麗に回収されるとは思えないんだけどw、取っちらかったものを取っちらかったまま供して面白いドラマを作るのが坂元センセイの作風なのかなーということで、許せる気はしているw
やっぱり、思考停止なドラマよりはめちゃめちゃ面白いもんね。
#問題のあるレストラン あと、脚本上はいまいち脚本上消化不良な役どころながらも、東出くんの門司がめちゃめちゃ魅力的なのでその点めちゃ満足してる!! てか、なんだかんだいって、東出くんの久坂にも満足してる私・・・。東出くんすごい。
東出くんは、「演技してる感」のない生々しい表情と拙いセリフ回しがマッチする不器用な役どころだとものすごくステキなんだよねえ。リーハイSPの役どころは、その点、どうだったんだろう? 未見なんだけど、ネットで酷評を散見したので気になる。
先週の感想書いてないけど、藤田弓子すごかった。あまりテレビドラマではお見かけしないように思うのだけど、その間も、舞台か何かでずっとキャリア積んでたのかな。圧巻だった。