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師走の十四 / もちつき大会

日々

●12月某日: 土曜日だが、幼稚園のもちつき大会。というか、土曜日でないと開催不可能。「子どもたちに日本の伝統行事を見せて、体験させてあげよう」なんてかわいらしいもんじゃなく、「大会」という名がふさわしい、マジ本気マジ!の餅つきである。先生たちは「祭」の字が大きく染め抜かれた法被姿。園児が60数人しかいないというのに、用意されたもち米、なんと30kg。それをかまどに火をおこして蒸しあげるところから始まる。ウスは2台しかなく、各15回転。とにかくお父さんたちの人力が必要なんである!! 

朝方まで雨が降っていて、園庭はそこらじゅうに水たまり。エプロンをつけた子どもたち、とくに年少っ子たちは、かまどからもうもうと上がる煙や、威勢のいい(?)声で餅をつくお父さんたちの姿に圧倒されたか、横一列に並んで大人しく見てる。「蒸し上がるより少し早い」もち米を先生がやってきて、「これ、お口の中でカミカミしてると、お餅になっていくよーやってごらん」とひとりずつの口に入れていく。ちょっと変な顔をしながら食べる子どもたち。

やがて、ついて、丸められた小餅が親にも子どもたちにも供される。プレーン、あんころ餅、きなこ餅、大根おろし、磯部巻き。子どもたちに一番人気はやっぱりきなこ餅で、このお皿がやってくると目の色を変えて群がる。反対に大根おろしは子どもには辛いようで、一部の子しかお代わりをしないが、大人にはとても美味しく感じられた。どなたかからの差し入れらしい、手作りのお漬物各種もおいしい。

子どもたちにも順番に杵をもたせて、つかせる。年少児はみんな真面目な顔、泣き出す子も。子どもたちが丸めた小餅は、年明け、鏡開きでのぜんざいに使われるらしい。小腹がみたされた子どもたちは水たまりに入りに行ったりもして、そういう遊ぶ姿を見るのが新鮮だと、うちの夫も含め、いろんなお父さんが写真を撮っていた。年長さんの双子パパである私の元上司も来ていたので、あいさつ&雑談。「ビールがなくて残念やね」と揶揄される。だから幼稚園でそのキャラ推しやめて(笑)。

おもちの詰まったお腹で、午後は走りに。今日は寒気がゆるんでいる。かなり汗をかいた。夜ごはんは、ギョーザ、麻婆豆腐、ぶりかま焼き、野菜サラダ。ギョーザはタネを夫が、包むのをサクがやった合作である。私ほど幸せな(怠惰な)母親も少なかろうて・・・。「もう(タネの)配合は完璧にマスターした。これからは美味くなる一方だ」と夫。マーボ豆腐も彼の代表作である。しっかし、高校生か大学生みたいなメニューだな(笑)。ビール、白ワイン。もちつきなどで割に疲れていたのか、私たちも早く寝てしまった。