師走の九 / 絵を見に行く / グランプリファイナル

●12月某日: 朝になるとサクの熱は37度3分。今日は一日、このぐらい。インフルじゃなかったと思って良さそう。本人、かなり楽になったらしく、もうおとなしく横になってはいない。ただし、朝昼はまだ食欲が少なく、顔色が悪い。

夕方、2時間ほど外出して(今日は土曜日で夫がいます)、「プリマヴェーラの会」@山本文房堂テンペラ画・水彩画・デッサン等の作品展。友人しほちゃんから案内をもらっていた。1Fの画材屋さんから階段を降りて地下のギャラリーへ。せっかくだから画材屋さんもぐるりと見て回った。初めてかも。いろんな色、いろんな道具があって、すごく面白い。10人ちょっとが出品した小さな作品展、ということになるのかな? しほちゃんの3枚はいずれも実物は初めて見るもので、やっぱり絵にしろ写真にしろ実物の醸し出す力ってあるよなーと、ここでも思う。なんだろう、うまく言えないけど絵が生きてる感じ? 絵の世界に入れそうになるのは、やっぱり実物を見たとき。そして、しほちゃんによって初めて「テンペラ画」というものの存在を知った私は、「テンペラ画=しほちゃんの絵みたいな・・・」ってな思い込みがいかに間違っていたかを知らされたのだった。特に色合い。いろいろなんだねえ。「え、これもテンペラ画?」って何度も思った。いいなと思う絵がいくつもあって、すごく楽しかった。ギャラリーの主催者(?)日賀野先生という方がいらして気さくにお話してくれる。先生の絵にはいくつかの世界観があって、ファンタジックなのがすごく素敵。芸術のことはなんもわからんけど、こんなふうにちょっと触れる機会って、いいねえ。なんか心がみたされて帰った。

サク、夜ごはんをたくさん食べる。この2日近くを取り戻しにかかっってる感じ。

グランプリファイナルが始まった。今年はバルセロナ。ショートは、男子: 1.羽生 94~ 2.町田 87~ 3.ヴォロノフ 87~ で、羽生・町田のワンツーってもはやまったく違和感ないなと思う。でも2人の差の7点はけっこう大きいよな、町田も良かっただけに。やっぱり90点台ってのはそれだけすごい点数なのだとあらためて思う。 女子: 1.トゥクタミシェワ 67~ 2.リプニツカヤ 66~ 3.ラジオノワ 63~ 次点がポゴリラヤなのまで含めて、おそロシア展開は想像ついてた話。急きょ出場が決まった本郷は61点台を出し、またまたまたPB更新。すごい! 6位のアシュリーまで点差は少ないので明日はどうなるかまったくわからない。