読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

サクことば 48 クイズでノリノリ

子どもは、なぞなぞが大好き。こども番組でもなぞなぞみたいなコーナーっていろいろある。きっとみんな好きなんだと思う。

思い返してみるとサクが最初に好きになったのは「歌の間違い探し」かな? 彼がよく知っていて普段から歌っている歌を、わざと一か所、違う歌詞で歌ってみると(私はすぐ替え歌とかしちゃうタイプ)、「え?」とすごく楽しそうな顔をしたので、2歳ごろからそういう遊びはよくしてる(今でもする)。

もうしばらくすると、3択が好きになった。3択問題は「おかあさんといっしょ」のカメ仙人・・・名前なんでしたかね? 彼が出すんだよね。朝、起こしてもなかなか起きないサクに3択を出題して目を覚まさせることもよくある。

「今日のお弁当は何でしょう? 1番、ラーメン。2番、アイスクリーム。3番、おにぎり」
って感じで。(これぐらいじゃ全然起きないときもよくある。)

子どもに出すクイズは、「すぐに正解がわかる」ってのがミソだなーと思う。正解がわかるから楽しいんだよね。

あと、小さいうちは、1番から3番までなかなか覚えられない(短期記憶がまだ弱い?)ので、正解は3番目に置く。逆に、子どものほうから出題してくる3択問題は、必ず1番目に正解がありますね(笑)

3週間ほど前の夕方、ヒマそうなサクになにげなく

「まるくてあかいもの、なーんだ?」

と持ち掛けてみると、こっちが引くほどに食いついた。

トマト、りんご、さくらんぼ、梅干し・・・と始めこそ定番の答えだったが、

「トナカイの鼻」(「赤鼻のトナカイ」に限る、だろ笑)
とか、
くまモンのほっぺ」
とか、
「醤油さしの蓋」
とか、
「テレビのリモコンの電源ボタン」

とか・・・出るわ出るわ、細かすぎてわからない赤い丸(笑)。

「わかった! ポスト!」 (←すげー声がでかい) 
「え?ポストは四角いんじゃない?」と私が言うと、
「うえからみたら、まるいよ、ほら」
と、棚の上にあるポスト型の貯金箱を指さして言った。あー、昔ふうのポストね、なるほど。

「上から見たら丸い」とハッキリ的確に表現したことに驚いた。「ここが丸い」とか「こうやってみたら丸い」とかじゃなくて。


幼稚園では、「自分のシール」がある。これは、うちの幼稚園の年少(年中も。年長はどうなのかな?)ではひらがなを教えないので、もちろん親はすべてのものに名前を書くのだけれど、子ども自身が「自分のもの / 場所」とすぐにわかるように、棚や、手拭きタオルをかけるところや、出席ノート、おたより袋などに、先生がそれぞれ決まったシールを貼ってくれるのだ。サクのシールはカメさん。

自分のシールの柄だけ覚えれば、本来の目的には事足りるのだが、子どもって覚えるんですよね、人のも。

ある日、クラス(20人くらい)全員のシールの絵を覚えているサク先生から、怒涛のクイズ攻勢。
「なおくんのシールはなんでしょう?」「りょうたくんはわかる?」「さわちゃんは?」×about 20。知らんちゅーねん。

しかし、このやりとりが20回も続いて割と短時間で完遂されたのは、サク先生が、いちいちわかりやすいヒントを与えてくれたからであった。以下のような具合。

  • 「のりものだよ。うみのうえを はしるよ」 (答え:船)
  • 「くだものだよ。きいろい。かわが ある」 (答え:バナナ)
  • 「“き”がついて、タイヤがついてるよ」 (答え:機関車)
  • 「くびが ながい どうぶつだよ」 (答え:きりん)
  • 「ひよこの おかあさん」 (答え:にわとり)
  • 「うみのいきものだよ」 (答え:タコ)
  • 「うちゅうに とんでいく」 (答え:ロケット)


正解であるシールを頭に思い浮かべて、その特徴を瞬時に的確に言語化できるってことだ。で、解答者が正解したら、すぐに「まだ出題していないシール」を頭の中で探り、出題し、またヒントを・・・。これを20回続ける集中力&根気。

いろんな力が発達していることがうかがえますな。