長月の九 / 染五郎密着
●9月某日: お母さん劇団の活動。先日の誕生日会での上演ビデオを見て反省会。その後、早くも次の誕生日会の題材を話し合う。
秋の誕生日会は人形劇が恒例。過去の上演作の人形が倉庫にいくつか残っていて、その作品を選べば人形や脚本を新たに作る必要はない(園児がカブったものを見ないために、3年間は同じ作品を上演することは避けている)。が、「来年再来年は園周辺の大規模工事で新入園児が少ないかもしれないし、将来的にも少子化や働くお母さんの増加でサークル人数は減るかも。であれば、ある程度の人数がいて、しかもやる気のある人が集まっている今年、新作を作って残してあげるべきでは?」と座長さん。す、すごい、そんな先の見通しまで考えて・・・!!と感動し、その熱にあてられ、新作を作ることに。
しかしそこからがまた難航するのだった。
・「そらいろのたね」
・「そらまめくんのベッド」
・「三びきの子ぶた」
・「三びきのくま」
・「オオカミと七匹のこやぎ」
・「ママ、ママ、おなかがいたいよ」
候補作はこんなとこ。人形を作ったり園児に向けて上演したりを考えると、どれも一長一短あるのだ。時間オーバーしながら、「うちの園は、やはり古典だろう」「話がしっかりしていて間違いなく面白いしね」「怖がる子もいるかもしれないけど、友だちと一緒ならきっと大丈夫!」など、最後は「オオカミと七匹の子ヤギ」に決定。
おおかみと七ひきのこやぎ (世界傑作絵本シリーズ―スイスの絵本)
- 作者: グリム,フェリクス・ホフマン,せたていじ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1967/04/01
- メディア: 大型本
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歩いていったん帰宅し、1時間半後にまた出発して迎えに行く。雨がひどい。今日は放課後に写真の展示があった。子ども(と先生)だけの行事・林間保育の写真は、とりわけ面白く見る。夏祭りの写真もたくさんあり、買いきれないくらい。一枚170円だから際限なく買うのはためらわれるのだよ・・・。夜ごはんは、豚肉と野菜炒め。さつまいもと切り昆布煮。トマトなど。夫は飲み会。
染五郎のラスベガス歌舞伎公演「鯉つかみ」に密着したNHKドキュメンタリー見た。アテルイといいラスベガスといい、染五郎の革新性と演出力は同世代の歌舞伎俳優の中で群を抜いているのでは? 亀ちゃんもがんば!
染五郎には中2臭がないんだよな。海老蔵のAB会はもとより、亀ちゃんのスーパー歌舞伎?にも中2臭がうっすら漂ってるからさ・・・
歌舞伎のドキュメンタリーではよく日本舞踊の家元が出てくるもので、その昔の「梵天丸もかくありたい」な藤間勘十郎もおなじみだが、染五郎とともにラスベガスで仕事をしてた尾上菊之丞さんが超ツボ! 踊りにとどまらず、映像効果とか水の中を走るとか、あらゆる部分にかかわってる。
染五郎さんって姿はもちろん声もいいんだよな。で、スターなだけでなく演出家としても最近絶好調だと思う。金太郎くんがすごく大きくなってる!