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文月の三 / 誕生日

●7月某日: 朝起きてきたサク、3分ほどして「きょう、たんじょうびじゃない?」と言う。1週間ほど前からもうすぐだと楽しみにしていて、昨日は「あしただー、きんちょうするー」と言っていた。緊張するってのがウケる。「緊張ってどんな感じ?」「うんとね、たのしいあそびとかするまえに、どきどきする」おおお、わかる! あるんだねー、そういう気持ちが。

さあいよいよ今日が当日。「おめでとう」と言うと、「まだだよ、まだハッピーバースデーしてないから」。彼の頭の中には、ケーキにろうそくを立てて歌を歌い、おめでとう~!ありがとう~!という儀式をしてから年を重ねるものだ、という定義があるらしい。ちなみに去年の誕生日もまったく同じことを言っていた。

夫は午前中、幼稚園の夏祭り仕事会へ。私は梅酵素を仕込んでからサクと一緒にケーキを買いに行った(事前に予約するような気合はない)。ついでに本屋さんを冷やかす。「これ、かいたい」と絵本を胸に抱いてきたサクに「今日は誕生日のプレゼントがあるから、本は今度にしよう」と言うと、「だって、なくなるかもしれんよ」とかぶちぶち言っていたが、やがて納得して本棚に戻した。七夕飾りがあって短冊が置いてあったので、サクと1枚ずつ書く。

昼ごはんはサクの所望で回転ずし。今日はサクのお好みで(空き皿5枚ごとにちょっとしたゲームがあるのだ)くら寿司だったが、ほぼすべてにおいてくら寿司よりスシローが勝っているという結論で夫と一致する。ま、店舗によって差があるのかもしれんけどね。帰宅してプレゼントを進呈。「儀式」のあとにあげると、遊びたがって寝るのが遅くなるので。「儀式」のために折り紙で王冠を作ると、かぶってみて喜ぶのもそこそこに、「同じものを作りたい」と言い出して見よう見マネで作り始めた。

ろうそくを吹き消すのも上手。立派な5歳である。今日は私たちの結婚記念日でもあるので(偶然)、サクが寝たら夫とちょっと飲もうかなー、『天皇の料理番』もあるしなー、と思っていたが、いろいろコーフンしたらしいサクが1時間以上も寝つかず、やっと寝入るころには私たちも力尽きました.....