2015北京世界陸上、男女・短いハードル!

毎回見てますけど、短いハードル走って、誰が勝つのか、まったく想像がつきませんな! 

男子110mハードル。

人間、既知の選手をなんとなく応援しちゃうもので、キン肉マンに出て来る一番大きい巨人、みたいなアメリカのオリバー(2013モスクワ優勝)と、同じくアメリカで、顔のパーツがキュッと真ん中に寄ってるメリット(2012ロンドン五輪優勝)とを中心に見てたら、勝ったのはその2人ではなく、新星登場と騒がれていたジャマイカのマクリオドでもなく、ただひとりファイナリストになった白人、ロシアのシュベンコフだった!

あー、確かにいたよこの人、2013モスクワにも。銅メダル獲ってたよ。しかしまさか! 2着にはジャマイカの騒がれてなかったほう、パーチメントが入った。マジわからん種目だわ!! オリバーもマクリオドも下位に沈み、メリットはなんとか3着。メリット、レース前の紹介のときの柔らかい笑顔が印象的だったなー。怪我や病気を乗り越えて戻ってきた決勝だった。この試合が終わったら腎臓の手術をするといっていた。どうかまた元気に競技に戻ってこられますように。

 

女子100mハードル。

あれ、オーストラリアのピアソンは出てないのね。こちらも知ってる顔ってことでアメリカのローリンズ(2013モスクワ優勝)を応援ですよ。夫が準決勝を見て「美人やね、この人」と言ったとおり、非常に知性を感じる整った容貌の彼女。今回、黒人選手の中で流行っている寒色の口紅を彼女も塗っていて、それがまたかっこいい。けれど彼女は4着でした。最初のスピードが速すぎて1台目の踏切が遅かったのが2台目に影響してレースが崩れてしまったらしい。

勝ったのは、「最強姉妹」と称され2人でファイナルに出てきていたジャマイカのウィリアムズ姉妹、妹のダニエル(だっけ)のほうでした! レース前の紹介、キリッとしたお姉さんに比べて、とても天真爛漫な表情をしていたのがすごく妹らしくて、解説の石塚さんもスタート前「お姉さんがいることでのびのび走れそうですね」と言っていたが、まさにその通りになった。2位ロールダー(ドイツ)、3位タライ(ベラルーシ)ともに、解説者や織田さんたち含めてまったくノーマークだった選手。マジ分からん種目だわ!!(再)