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霜月の三

●11月某日: 九州場所を控えた福岡。夫の実家の近くにも宮城野部屋が滞在しているので、朝食後、散歩がてら、稽古を見に行ってみる。が、土俵はがらん。もう稽古は終わったところだった。お相撲さんの朝は早い。けれどそこへ、宿舎から若い衆がわらわらと出てきたかと思うと入り口にワゴンが止まり・・・な、ななんと、横綱が下りてきた! すぐに中へ入って行ってしまったけど、大きくて、シュッとしてて、すごいオーラがあった!! 興奮する私たち。と、毎年のことなので落ち着いている義父。と、わけもわからずポカンなサク。うわーきてよかった!! 

散歩の続きで南蔵院を周遊していると、本堂にやたら人が集まっている。どうも、このあと月恒例の護摩焚きがあるらしい。義父が顔見知りの土産物屋のおじさんに挨拶すると、「もうちょっと待っときなぃ。白鵬も来るけん」な、なにっ! 時間まであと40分ほどあるので、さらに散歩して、涅槃像にもまわり、サクにアイスまで食べさせて、戻ってくると、始まってた。いるいるー、横綱! 護摩の炎が高く上がり、住職が朗々とした声で唱える般若心経に、本堂に座る人々が唱和して、横綱が堂々と座っていて・・・なんだかとても迫力のある光景だった。白鵬関について、この日はずいぶん考えたね、てかこれ書いてる今でもまだ時々考えてる。想像を巡らしてるっていうか。

モンゴルの裕福な家庭に生まれてのびのびと育った少年が、15才かそこらで日本に来て修行して、当時は小さな体格のために受け入れてくれる部屋もなく泣いていたというのに、やがて番付を駆け上がり横綱になって・・・。うーむ。知りたい。そういう半生のことを、いろいろと。

夕方、辞去し、帰宅。夜は鉄腕DASHを見ながら飲み始め、サクの寝かしつけをはさんで、録画を消化したりしながら、夫と飲み続ける。最後、ひっさびさにダメなやつしてしまった・・・。そう、シメだーとか言ってUFO食べちゃったんです!