『信長協奏曲』 第8話

モリリンこと森可成の役者さん、初めて見たけど、仕事増えそうだな。って思わせる、これまでの演技、存在感であった。父と子の相克とか別れとか、ベタ以外の何ものでもないけど、ぐっときたもんね・・・。こういうとこ、非常に正しく時代劇してる月9なんである。蘭丸の子役の子がかわいかったー。その心に寄り添う帰蝶も良かった。信長の正室が家臣の子どもたちを寝かしつけるとかアリエナーイ、とか言わなくていいんです、こういうときは!!

先週から恒ちゃんの存在感が低い。彼にはヒロイン属性も与えられているので、先週は信長と同じく凹みモードだったが、ひとりでくよくよくよくよ悩んで、鬱陶しかった(笑)。信長でも帰蝶でもなく家臣団に励まされて元気になるっていう結末は良かったな。地味で(笑)。今週は・・・あ、モリリンを励ましてたのか。

要するに、歴史が動き始めると、秀吉や光秀や長政、勝家や半兵衛くらいまでは忙しく動くことになるんだけど、恒ちゃんは池田恒興さんなので埋没しがちになっちゃうんだよねw だからこそ、お市ちゃんに淡い恋心を抱いてみたり、帰蝶ちゃんのためにお守りを買いに行ったりという自由もあるわけですが。非常に私的に動くキャラだww

モリリンの討ち死にを悲しむ小栗さんと向井さんの演技を比較するのは残酷ですが、向井さんも頑張っています! あと、高嶋政宏が毎回全力w 楽しませてくれるw 

夫が、「(モリリンについて)ホントにこの戦いで死んだの?」「(家督を継いだ長可について)有名な人?」とか、いろいろいろいろ聞いてきます。都度、「そそ、でもホントは武勇の武将として知られている」「有名、有名。信長の野望にも必ず出てくる」等、答えには困らないのでお互い便利な夫婦です。