神無月の十二

●10月某日: 3連休最終日だが、台風19号襲来。午前中は「ふつうの弱い雨だな」と、子どもも伴い、歩いて買い物に出たぐらいだったが、午後、台風らしく吹き荒れた。福岡では今年いちばん強く吹いたと思う。けっこう、長時間だったし。でも、家の中にいる限り、怖いと感じるほどではなかったな。サクは朝から夫と遊びまくり。昨日の疲労回復のため、夫は割と長く昼寝するが、子どもは寝ない。夫が起きるとまたつきまとう。夕方になって夫が「そろそろごはんつくるから」と言うと、「ぼく、おてつだいすることある?」と大張り切り。いい子だ・・・むしろママよりいい子・・・。

●10月某日: 幼稚園の代休その1。都府楼跡こと、大宰府政庁跡に行く。歴女の旅・・・ではなく、クラスのお友だちと待ち合わせて子どもを遊ばせに行ったのだ。保育園や小学生のころ、ここは遠足のメッカだったが、えーと、20年以上ぶりってことになりますかね。うわー、変わらない風景ですこと。この礎石がなんなのか、当時は全然わかってなかった、っていうか、説明されてもピンとこなかったのよね。

整備はされているけれど公園になっているわけではないので、遊具などがあるわけではないのだが、子どもたちは走ったり、どんぐり拾ったり、水に入ったり、虫をとったりして、飽きることなく遊んでた。ママ&子どもで7組だったかな。ママたちはもちろん飽きることなくおしゃべりです。女性が数人集まると、おしゃべりってほんとに尽きないもんですね。気温が少し下がって風が冷たく、けれど日が照るとけっこうじりじりくる秋の日、たっぷり5時間近く、戸外で過ごしてしまったぜ…。帰りは、クラスのママに同乗させてもらう。

サク、相当疲れてるはずなので、ごはんもお風呂も早めにすませたのだが、夫が帰ってくるまで頑張りたいらしい。「きょう、いったの、なんていうとこだったっけ?」と何度も聞かれる。そうだよね、「とふろうあと」って覚えにくいもんね。20時半、夫が帰宅。「かえってきたっ!」と鋭い声をあげて玄関へ走り、「おかえりー! きょうねー」と勢い込んで話しだして、「・・・・・どこだっけ?」結局、私を振り返ってた。そうだよね、「とふろうあと」って覚えにくいもんね(笑)(再)。ひとしきり報告して情愛を確かめ合うと(笑)安心して・・・というか限界に達して眠りに落ちていくサク。

夫がちょっと飲もうかーと言い出して、ダラダラ話してたら12時ごろになってた。焼酎が瀕死。