長月の十五 / 幼稚園懇談会
●9月某日: 登園のため外に出ると、さ、寒い。いつまでも半袖を着ている場合ではない。着くと、クラスメートのおじいちゃんが、ご自分で丹精された大きなカボチャを6つ7つと園に差し入れに来られたところだった。みんなでわっせ、わっせと大きな袋を運び、ひとつずつ出して、ベランダに並べてる。「すげえ」「でっけえ」「きゅうしょくのせんせいに もっていかな。」さっそく調理されて、その日の給食に並んだらしい。12時から懇談会のため園へ。家を出ようとして、雨の降りだしてることに気づいた。レインコート装着しチャリで行く。
幼稚園の懇談会に行ってきた。うちの幼稚園では2か月に1回くらい懇談会があって、1回2時間もある。お仕事してる人とかにはなかなか厳しいスケジュールなんだがね。毎回行く前は「2時間長ェ」と思うんだけど、始まったらけっこうあっという間。意義あるわ
毎回、「年少児の心と体について」的な本から、何枚かプリントが配られるんだけど、今回は、「土踏まずができてくる時期」「片足立ちができるようになる時期」だった。
前回は、「早寝早起きの大切さ」「手指や体を使うこと」、ほかには「イヤイヤ期がいかに大切か」みたいなときもあったな。
タイトルだけ見たら、当たり前のことだったり、片足立ちにしても、「なーんだ、そんなこと。誰だってできるようになるやん」って思うんだけど、あらためてこういうの読んだり聞いたりする時間ってけっこう貴重よねーと思う。
ややもすると、利発さや、特技的なもの(楽器とか体育系とか)や、お友だちと仲良くできているか、生活態度がいいか悪いか・・・みたいな観点でばかり幼児を見て評価しちゃうけど、親にできることってまずは、心と体をつくる環境づくりを心がけること、できることをちょっと工夫することなんだろうなー
とにかく、大人もそうだけど、幼児も、体と心がつながっているんだよね。早起きしたほうがエネルギーのある日中を過ごせるから、少し早く寝かせてみるとか、体力がつくと言動に自信がついてくるから、少し意識的に歩かせてみるとか・・・
仕事とか、夫とか、下の子・上の子とか環境はそれぞれだから、理想的な生活なんて無理やん!て思うけど、理想をめざすんじゃなくて、自分の家でできることを考えてできる範囲で少し工夫してみるのが大事なんだなー、と園の先輩ママの体験談とか聞いてたら思う。
どうしてできないんだろう、って子どもを問題視して、子どもにはたらきかけて変えようとするんじゃなくて、親(大人)の見方や、接し方や、環境のほうを少し変えてみると、しばらく時間が経つとずいぶん変わるんだなーって。
問題行動に見えるようなこと、他の子に比べて遅れてるようなことでも、今、その子にとってはそれが必要なステップ、ってこともあるんだなーってのも、園で話を聞いてると、良く感じる。
イヤイヤとか、拗ねたり、爆発したりも、「今の○○ちゃんの場合は、それでいいんです。ここを越えたらぐんと伸びます。だから止めなくていいです」と、先生たちはよく言う。
子どもは本能的に、今自分に必要な言動をしているから、我慢させたり、矯正させようとするんじゃなくて、親(大人)も子ども自身も一緒に、それと向き合ったほうがいいって感じなのかなあ。
ローカル番組「華丸・大吉のなんしようと?」 福岡ではこのふたりに名字は必要ありません、名前だけで通じる(笑)。てか、「博多」華丸・大吉になったのは全国進出時で、かつては「鶴屋」華丸、「亀屋」大吉と名乗ってたんですよね〜。さておき、「なんしようと?」は、毎週、福岡県内各地にロケに行って、地元のお店を訪ねたり、飲んだり食べたり、喋ったりする番組。今週のゲストはノンスタイル。来週のゲストは平成ノブシコブシ。「さすが華大やな、ローカルとは思えないゲスト陣」と、ビール飲みながら夫。福岡の30代40代ぐらいの人間は、だいたい、華大が活躍してるとご満悦なんですよね(おそらく北海道では大泉洋で置き換えられるはずw)。老舗酒造で試飲しまくったあと、好天の下、自家製のハムのスモークを食べながらさらにビール。あまりの美味しさ気持ちよさに歓声が上がる。これからインターネットTV番組の収録のため東京に戻るというノンスタに、華大、「福岡で華丸大吉がすんごい番組やりようって言っとけ」。
続いて「ぴったんこカンカン」にチャンネルと替えると、ゲストの中井貴一が安住アナと映画にゆかり深い彦根を訪ねている。磯田道史も出てきた。堺雅人と仲が良いことでも有名な歴史学者。