『マッサン』 第5週「内助の功」

「人生は冒険」。このドラマのテーマであろうフレーズが、ばっちり決まった感のある第5週だった。

西川きよしの「なんでエリーちゃん連れて帰ってきたんや」もそうだし、細かいセリフ、演出がよく効いてる。結婚前、エリーにさよならを言いに来て、それからは会おうとしなかった優子。訪ねてきたエリーに「いない」と言ったのは母親でなく優子自身の意図だったんだと思う。そして婚礼の日、神社で待っていたエリーに「時々は蓋を開けてみる」と言った。彼女は自分の意志で結婚を決め、蓋の開け閉めも含め、自分の意志で歩んでいくこと示唆されたんだと思う。優子はスコットランドの政春を待って、2年間棒に振ったんじゃない、政春の子を9人産むために(懐かしい笑)きばっていた2年間も、きっと彼女の強さや賢さにつながっているんだと思う。涙声のエリーと対照的に、明るい「バーイ」の声で発っていった優子。また出番あるのかな。