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文月の四

●7月某日: サクが最初に起きる。昨日もらった新しいプラレールがやりたくて仕方がなく、リビングへ行きかけるが、一人じゃやっぱり怖いみたいで、寝る部屋に戻ってきて、「おきて。もう おきよう」と起こされた。けっこう控えめに、小さい声で起こすのが、かわいい。今日は雨。近所への買い物は、サクも傘をさして歩いていく。夕方、夫とふたりで酒屋に行ったときは(たびたび酒屋に連れていかれる幼児)、風も強まっていて、「もう、とばされそうだよー」と訴えて、夫に抱っこしてもらったらしい。「でも、かえりは ちゃんと あるいた」と、帰宅後、胸を張って説明する4歳児である。サクが即興で作った「ウルトラマンうんち」の歌が超おかしい。「おっぱいのうた、うたっちゃろーか」と言い出したので、「どうぞ」と促すと、「おっぱいはー ウルトラマンうんちに にているー」適当に歌いはじめたのが、存外、興が乗ったらしく。

「ウールートーラマン! うんちー
ウールートーラマン! うんちー
ウールートーラマン!うんちー
ウールートーラマン! うんちー
ダッダッ・ダダッダー」

と小さい声でタメたあと、
「はい、せーの!ウールートーラマン!」
うんちー、と合いの手を要求される。
ウールートーラマン!」「うんちー」
「ウールートーラマン!」「うんちー」
「ウールートーラマン!」「うんちー」
「ウールートーラマン!」「うんちー」
(親子でコール&レスポンス)
「ウールートーラマン! おっぱい」 (おっぱいのことを思い出したらしい)
「ウールートーラマン! おっぱい!
・・・・・・・。どかーん!」

飛んでった。
ひどい。

●7月某日: ゆうべは相当強い雨が降っていて、今日の降水確率もとても高いので気が重かったが、起きると、降ってない。うわー何とかもってくれー!ってことで早めに家を出る。自転車をこいで5-6分で、ボタボタと雨が降りだした。あわてて手近な屋根の下に入って、サクが乗ってるカゴにレインカバーをかけ、自分もレインコートを着て装備。いったん帰宅して、昼前、今度はバスで幼稚園前へ。役員さんたちが呼びかけて、クラスのママたちでランチ会なのである。それがすごいんですよ奥さん。クラスのママが、みんな(約20人)を招いて食べさせてくれたんです。

まあ、おうちも立派(日曜の朝とかに建物探訪されてそうな…)なら、お料理もすごい! 玄人はだし! 小さいお重みたいなのに詰めてあって、いってみれば幕の内みたいな感じなんだけど、博多座なんかで2,000円ぐらい払って食べるのより断然豪華。素材といい、調理法といい。家で作れそうなものが何もなかった…! それに手巻きずしと、サンドイッチと、デザート(パンナコッタみたいな)までついてる! 一品一品が本当に凝っていて、ひとつ食べるごとに超盛り上がる。箸置きや懐紙なんかにもちゃんと屋号みたいなのがついてた。本気だわ…! 本気の趣味だわ…! いえ、もう、お仕事…?

さて、サクを迎えにいったあとは、友だちのうちへ。サク、4ヶ月ぶり?くらいになる赤ちゃんの成長にびっくりしてた。つたい歩きすんごいし、サクに対する興味もすごくてグイグイくるし、力は強いし、でも当然、まだ手加減とかできないし。でも、仲良くしたい・優しくしたい気持ちはあるようで、「はい、つぎは○○ちゃん」みたいにおもちゃを順番に進呈してみたり。ふたりの姿がかわゆい。友だちにいろいろ話を聞いてもらう。時間が足りん!!! そして、ランチ会に続いて、友だちの家でもコーヒーやらデザートやらいただいて、夜ごはん作りへのモチベーションが、底の底!! 

そういえば今日の午前中は雨だけでなく雷もひどかった。帰宅後、サクに、「怖くなかった?」と聞いてみると、「だいじょうぶだよ。みんなでこうしてたから」と両耳をふさぐ仕草をして得意げだったが、夕方、私が風呂掃除をしているときに雷鳴が鳴り響くや、テレビを見てる部屋から「ママーーー! どこにいるのーーー!」と絶叫してた。「ここだよーお風呂だよーこっちにおいでー」と浴槽の中から呼ぶと、「もう!ひとりじゃ、こわいんだけど!」とぷりぷり怒りながらやってきた。