水無月の十五

●6月某日: 3日ほど前からか、W杯はグループリーグ突破がかかる試合になってきたため、同一リーグの試合は同時刻に行われるようになり、日本時間朝7時からの試合枠がなくなってしまった。…ということで、深夜等の試合を録画して、5時開始枠の試合が終わったあとに追っかけ再生するようになっております。もちろん朝はそれなりに忙しいのでずっとじーっと見てるわけじゃないんだけど、BGVとして最高(時々見嵌る)。ああ、W杯終わったらどうしよう。スカパーにでも入ってスポーツチャンネル…や、無理だ。私は容易に固定費の支出を増やせないタイプなのだ。しかもスカパーになんぞ入った日には、生活が根底から覆される…

さて、今日はサクを送ったあといったん帰り、1時間半弱して再び幼稚園に向かう。園ママの人形劇サークルが子どもたちに向けて上演する日なのである。私は劇には出ないが、出るママたちの下の子を預かって、見てる係。劇は教室の後方から、その下の子ちゃんたちと一緒に見る。つまり園児たちが劇を見ている様子も見られるのである。役得ー。年中、年長さんは慣れた様子で劇に集中。年少さんは初めてのことなので、教室の後ろにママたちがいるのが気になって、前を見てない子や、自分のお母さんに突進してこようとする子もいる。サクは私にすぐに気づいてニッコリしたが、こっちに来る様子はなし。劇をじっと見て、手遊び歌の時は一緒にやったり。終わると、また振り返って私の姿を認め、ニッコリ。なんかさー、こういうのが、我が子が小さい時代の、ささやかな、でもかけがえのない宝物のような思い出なんだろね、って思う。ママの顔を発見しただけで、かけねのない笑顔を見せてくれる。甘えてスキンシップをねだってくる。「ママー、ママー」って言ってくれるのなんてあと数年だよね。

その後、サークルママで園からほど近い喫茶レストランに流れて、ランチ。1時間ぐらいで自由解散になったんだけど、結局、まるっと2時間、迎えの時間までしゃべり倒してしまったぜ…。「酒も飲んでないのになぜそんなに喋り続けられるのか」と夫なぞは言う。私も、「喋りタイム」が終わったらいつもそう思うのだが、その場にいると、喋れるんであるよ。夜は金曜日の居酒屋メニュー。夫が買ってきた白ワインがなかなかおいしかった。

●6月某日: なぜだか早く目が覚める。ゆうべは、だーいーぶー飲んだものの、それほどダメージは感じなかったので走りに行く。帰宅すると、玄関にまで漂う良いにおい。夫が昼のパスタに使う玉ねぎを炒めていた。大玉たっぷり1個半分が入ったトマトソースパスタ。んまーい! 18時、夫、ひとりで幼稚園へ。夏祭りの「仕事会」、今日は父親の部なのである。母親の部のそれが手芸品中心なのに比べ、父親は工作品が中心。2時間ほどの作業のあと、ひとり500円を集めてそのまま幼稚園で「缶ビール飲み会」となるのが習わしらしい。もちろん飲み会に否やのある夫ではない。こういった出ごとって、一見、すごくめんどくさいように感じるだろうけど、いざ当事者になると、出ていくことでのメリットもいろいろと感じるものである。21時半ごろ帰宅した彼と、家で二次会。今日は夫向きの「アド街」だったので(「美味しい神楽坂」)、録画してあげてたのを再生しつつ、仕事会に見える父親模様の話などなど、いろいろ飲みつつ、いろいろつらつら喋る。スマステに流れると、木村カエラをゲストにウェディングソング特集。こちらも面白かった。カエラ超かわええ。瑛太と2ショットで出てくれ!!