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皐月の十九 / DASH島・水路作り / 新聞書評欄

●6月某日: 起きると、喉が痛い。2日くらい前からサクもちょっと咳をしているので、うつったか。昼ごはん、家族でちゃんぽんを食べに行く。薬院の長崎亭。我が家では休日の昼ごはんにちゃんぽんや皿うどんをよく食べているのだが、わざわざ外にもちゃんぽんを食べに行くのである。昼さがり、扇風機が壊れた。もともと、止め金みたいなのが壊れてたのをガムテで無理やりくっつけていたところ、今回倒れた拍子に完全に割れてしまった。「これ、そもそも何でこうなってたんだっけ?」と夫が言うので「去年、君が蹴り倒して壊したんじゃない、忘れたの」と言うと「そ、そうだったっけ?」と怯えている。「あ、けつまづいた結果、蹴り倒したんだよ」と補足してあげると、ホッとした様子。そりゃ君のような温厚な男がDV沙汰まがいを起こすわけない(笑)。というわけで、急きょ、夫とサクでヤマダ電機に飛んでもらって(飛ぶっていうか普通に車です)、新しい扇風機を調達。また、ちょっとけつまづいたら壊れそうなのを買ってきてる(笑)。

鉄腕DASH」でやってる最近のDASH島が面白すぎる!! こないだやってた「はね釣瓶」での井戸作りもたいがい面白かったけど、ついに水路作りに入った。昔の水路に興味のある私には垂涎の企画である。土地の勾配を確かめるための「提灯測量」では、肉眼ではわかりにくいわずかな高さの違いを確認することのできる「水準器」を使う。水を流す「木樋」づくり。木樋を乗せる土台づくり、水の重さがかかる部分には、「傾ぎ大入れ」という組み方で強度を保証。木樋は、底板を挟む形で組むと、わずかな隙間から水が流れてしまうため、底板に乗せる形で組む。水は重力に逆らえないもの、下方向の隙間からはジャージャー流れても、横方向の隙間には漏れにくいのだ。梁や柱は、木槌でトントンと叩いて埋めていく。ああ、この、先人たちの宝石のような知恵と、TOKIOのアイドル離れ・・・・っていうか現代人離れ(笑)した技術よ!! そして、その最強の組み合わせをもってしても、なんと気の遠くなるような作業であることよ!! 来週からも目が離せない。録画しとけばよかったわ〜。

西日本新聞書評欄。『八代目正蔵戦中日記』(瀧口雅仁)。戦中の日記といえば山田風太郎の「戦中派不戦日記」が思い浮かぶが、こちらもすごく面白そう。1945年1月11日、「昨晩から今暁にかけて敵機の来襲3回にわたる。新宿。人形町花月(トリ)。二百円受領す」空襲明けに寄席3軒をかけもちした記述。玉音放送の8日後に郵便局に出向き所得税を払い込んだ記述もあるという。青蛙房、2592円。

『大学的福岡・太宰府ガイド』 太宰府天満宮宮司の御曹司であり、東大院卒としても有名な(学業の神様の面目躍如!)西高辻信宏氏や、観世音寺住職で西南学院大教授の高倉洋彰などが編集を担当。学術的な視点から、しかし一般向けにかみくだいて、古都・太宰府を解説しているという。昭和堂、2376円。

『先生と私』(佐藤優)。書評がうまくて、読みたくなってしまった。「物事を学ぶ側に、学ぶことに向いている資質がある場合、その人は、人生で出会うすべての人を師とすることができるだろう」と始まる書評。「学ぶことと生きることが深部で合致する、生気に満ちた世界がここにある」ってのもいい。やっぱり、総じて、新聞の書評欄の書評って上手いんだよな。と、こんなブログに書き綴られたシロウト読書感想と比較して心から思う(笑)。