朔太朗的日常: 満4才0か月「子どもは遊べ物語」 (前)

きょうだいがいないことも関係している部分がありそうだが、サクは一人でも「遊びこむ」タイプ。「子どもに必要なのは、『決められた時間割』ではなく、飽き飽きするほどにたっぷりある自由時間」というのがモットーの私に育てられているせいで、よく放置されているから、というのもある(笑 や、一緒に遊んだりもしてますよ!ほんとだよ!!)。

それでも、入園後しばらくは、帰宅後のひとり遊びが減っていた。「面白いな!!」って思わず目をみはるような絵や、工夫された遊び方(親ばか目線ですモチロン)が、入園前はたくさんあったのに、しばらく、見られなかった。やっぱり、それだけ、園生活という新しい環境に注力してて、帰宅後は疲れてたんだろうと思う。ちょっと、甘えん坊さんにもなってたし。

幼稚園自体はすごく楽しいみたいで、毎朝、はりきって行ってるんだけどね。7月の1週目現在、まだ一度も休んでいないのも、親としては大変うれしく、有難いこと。もう、夏休みってどうしてあんなに長いんだー!!って叫びたいぐらいだ(笑)

閑話休題。最近は、かわいい甘えん坊ぶりを発揮することもめっきり減り(笑)、家での遊びにもまた集中するようになった。子どもが楽しそうに遊んでる姿って、本当にいい。ホッとする。



↑ 相変わらず、電車や新幹線が大好き。「ママ―いっしょにあそぼうー」と言われて「何して遊ぶ?」と聞くと、7-8割は「しんかんせん と でんしゃであそぼう!」という答えが返ってくる。写真は、「みてみてー、でんしゃのおうちをつくったよー」と見せられた。子どもって、「中に入れる」のが好きだよね。家らしく、屋根と煙突みたいなのがついてるのが面白い。



↑ OAラックの底板の隙間に駐車しているミニカーたち。かわゆ。



↑ 私がごはん作ってる足元で、いつのまにかできていた大作。我が家のプラレールはベーシックセットで、数も種類も少ないので、しょーがなく(?)ブロックやら、別シリーズの電車やらで彩られている。車も線路を走っておる(笑)。これ、面白かったのは、らくがき帳を切って、床にセロテープではりつけて、「駐車場」ってのを作ってたこと。良く見ると、ちゃんと、数字や、「ここに停車するべき車」の絵が描いてあるのだ。

ちなみに我が家では、どんなに大作ができていても、プラレールもブロックも、基本的には寝る前にバラして片づけることにしてる。子どもが片づけずに寝てしまったら私が片づける。「つくる→こわす→また新しいのをつくる→こわす」 この無限の繰り返しが子どもの遊びとゆーもんであろう。



↑ 親の私は、図画工作の類はとっても苦手。夫も似たようなもんである。なので、素敵なお手本を示してあげることはまったくできない。でも、サクぐらいの小さい子どもって、(大人の目から見て)見目良いもの、うまくできているもの(だけ)に興味を持つんじゃないんだな、って思う。むしろ、「手順が簡単で(想像できて)、自分にもできそう、やってみたい」って思えることが大事なのかも。これはお絵かき帳を切って貼って作られたバッグで、なんでサクがこんなものを作ろうと思ったのかわかんないんだけど、テレビ(「ノージーのなんちゃら工房」あたり)で見たのかな? 別にうまくできてるわけじゃないけど、作ってる間、集中してるし、楽しそうだし、できあがったものに至極満足そうで、それでいいのである。



↑ こちらに至っては、もう何なのかわからない、むしろ大人から見るとゴミにすら見えるものだが、とっても楽しそうに作ってた。やはりバッグである。中に、小さいブロックがいくつか入っている。ゴムの中に手首を通して、「ブロックはいりませんかー」と売り歩く。「くださーい」と言われて出そうとすると、口が詰まっていてなっかなか出せないので、「しっぱいだ・・・」と気づいたようだが、それまでは非常に楽しそうだった笑 ドンマイ。失敗も大事だ。

あと、写真に撮り損ねたんだけど、もらいもののおもちゃの印籠みたいなのを首にかけて、ひもに、小さいブロックをセロテープでつけているので何を始めるのかと思ったら、それを口にくわえ、「ピーーーーーッ」と自分で言って(笑)、「ブロックー、ブロックはー、いーりませんかー」と売り歩いてたこともあった。笛に見立てていたらしい。売り歩く声が、いかにもっぽく、ダミ声で特徴ある口調なのも不思議だがおかしい。



↑ ビニール袋を「これちょうだい」というので、「いいよ」とあげたら、テーブルの脚にテープでくっつけて、「はい、これ、ゴミばこね」と言って、チラシ類をつっこみ、私にもゴミを捨てるよう強制された。



↑ 別の脚にもやはりビニール袋が貼りつけられていたが、こちらにはなぜか、ゴミどころか、彼の宝物である電車たちが入っている。



↑ 夫と行った紳士服店で風船をもらって帰ってきた。何を思ったか、綿棒の空き箱とつなげようとする。セロテープではうまくくっつかなかったらしく、洗濯ばさみを使った。なんだろう?と思って見ていると、子ども番組のキャラクターの指人形を、箱に入れている。「ききゅうだよー、しゅっぱーつ!」だって。面白いこと考え付くもんだ。



↑ 料理もね、子どもには、良い遊びになりますよね。こちらはもっぱら、夫が付き添い担当ですがね。私は、写真を撮るだけの簡単なお仕事です。もちろん食べます。コロッケ、おいしかったです。