弥生の二十 / 「笑っていいとも」グランドフィナーレ

●3月某日: 今日はなんといっても「笑っていいとも!」の最終回。テレフォンには紋付袴(紋がフジのマークだったww)をつけたビートたけしが登場して彼らしくふざけた表彰状を読んだり。彼らが駆け出しだった頃の思い出話が面白かった。大橋巨泉の悪口とか。いいともカップに各曜日のドンが出てきたのはいいんだけどそれからのウダウダはいいともらしさの極致! 「時間ない!もう時間ないから!」と中居くんは何十回叫んだことか。夜のフィナーレ、客席には歴代レギュラーやスタッフがずらり! 吉永小百合は早々に登場。小さな円卓を間にタモリとさんまが「雑談」をする「日本一の最低男」懐かしい。一向に進まない話とどんどん進んでいく時計の針に、業を煮やしたダウンタウンウンナンが乱入してきて、ややして今度はとんねるず爆笑問題が・・・と、ここの流れは圧巻だった。収拾がつかなくなって中居くんが登壇してくるのとかね。自分・自分のさんまはいつも通り。浜田・石橋は堂々。木梨・矢部っちはナチュラル。岡村さんがね〜。で、全然前に出ようとしないタモリタモリらしさよ。まさかのSMAPの生歌に続いて、始まったのは現レギュラーひとりひとりからの感謝のスピーチ。

この時間のTLを見てると「こんなの茶番だ」「どんだけ内輪ウケ」っていう人がいっぱいいる。ま、こーゆーのに全員が感動してたらやっぱり気持ち悪いから、それでいいのだ。興味ない人もいっぱいいるけど好きな人たちは盛り上がってた、ていう、ちょうど良い感じだったと思う。スピーチではやはりSMAPタモリとの絆、そしてSMAPの巨人ぶりをひしひしと感じたなあ。芸人とちがって「なんとか笑いを入れていかないと」みたいなプレッシャーはないにしても、偉大なキャリアによってそれぞれがすんごい個性、「深み」をもってるなあとあらためて。タモさん本当におつかれさまでした。倒れて突然終わる、とかじゃなく、茶番だと言われようと、数か月にわたってたっぷり華々しく、そして心からの感謝を表し合っての終わり方は、タモさんにも出演者・スタッフにも、もちろん視聴者にも、幸せだったんじゃないかなーと思う。