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如月の五 / Nスペ羽生結弦・高橋大輔

●2月某日: 午前中、プレ幼稚園。ふと思い立ってサクを送っていったん帰宅したあと、お弁当をつくってみる。朝、登園前に作るよりはいささか時間の経過が短いが、お弁当箱に詰めて冷めたらどんな感じになるかというのと、それをサクがどれくらい食べるかとを、チェックしたくて。サクもお弁当を食べる練習だ。結果、まあ後半は私が少し食べさせたりもしたけど、けっこうパクパクとよく進み、全部食べた。苦手なものも、前夜のお膳ではハナっから拒否していたのが、お弁当箱に入っていると「食べなきゃ」と思うのか、「ちいさくして、ちいさく」と要求し、混ぜご飯みたいにして一緒に食べてたw ところで今日の幼稚園からの帰り(迎え)は、バスにするか自転車にするか迷ったのだが、「小降りだから自転車でシャーッと」と思って行ったら見事に帰路で大降りになって、しかもみぞれのような、粒の大きい冷たい雨で、すっごく寒かった…。レインコート・長靴・帽子・手袋と装着させてはいるけど、そら、足やら顔やら濡れるってなもんで、それでもけなげに耐えてるサクであった。

先週末に放送されたNスペ「フィギュア男子 最高得点への戦い」(だったっけ?題)の録画を見る。高橋大輔羽生結弦の特集。七南都、ナレーションが北村有起哉だった…! ユッキーヤの声が、「4回転トウループ」とか「プルシェンコ」とか「回転不足」とか「エッジを使ったジャンプ」などなど、フィギュア用語を喋ってる…! なんか不思議…!(もちろん萌える…!) で、高橋大輔のほうは、まあ、うん、だいたい知ってます、って感じのドキュメントで、最後に1月10日の練習としてとっても綺麗なトリプルアクセルを決めている映像だけが胸熱だった(でも、てことは、少なくとも4回転は、この時点ではまだイマイチだったってことかな…)。

羽生のほうは、すげー面白かったのが、GPシリーズフランス大会でパトリック・チャンが歴代最高点(当時)で優勝したあとの共同インタビューの映像。羽生は同大会の銀メダリストとしてチャンの隣に座ってるんだけど、チャンが「そういうことは数少ないんだけど、今日は自分を褒めたいです」といつもの…いや一際明るい笑顔で喋ってるのを聞きながら、ものっっっっっすごく口惜しそうな顔でうなだれてるのね。もしも念で人を殺せるのならきっと瞬殺。「パトリック、逃げてぇぇぇぇぇぇ!」と叫びたくなるような顔。18才で、シーズン序盤の試合で、2位だって上々の成績なのに、こんなにも悔しがれるって才能だとつくづく思った。家には、その日の練習をジャンプやスピンなど要素ごとに細かく自己採点し、チェックポイントを書きこんだノートがある。そしてヒマさえあれば、スマホに保存している「ソチの金メダル」の写真を見ているという。

なんかねー、こういう人なんだろうな、て思った。この若さでまたたくまにトップレベルにのぼりつめて金メダル候補と呼ばれるようになるのって。夢と自分を信じる一途さ、努力を続ける意志の力。んで、GPファイナルで見事にチャンを下して優勝した翌日?が19才の誕生日。関係者の方々がホテルの一室でささやかなパーティを催したっぽいんだけど、暗くした部屋にろうそくゆらめくケーキが運ばれてくるのを待っている彼の頬杖が、夢見るような微笑みがぁぁぁ! ほんとにこの子は天性の人たらしってとこもあるよね!!!(悶絶)。あと、その部屋からタワー見えてたんで、あれやっぱりヒルトンだよね、と思った福岡っ子でした。