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ソチ五輪 フィギュア女子のトップスケーターたち

スポーツ

◆4位 グレイシー・ゴールド

華! 彼女は競技会の華ですよ! ノブナリでなくても見とれるわー。ショートの赤い衣装、フリーの青い衣装、その明るさ鮮やかさ、お姫様フォルムを完璧に着こなして、しかもあのお団子の清楚さは何だね?! もともとジュニアでもすばらしい成績を修めていた才能豊かなスケーターだけど、今季後半あたりからグッと安定感が増して、オリンピックの表彰台間近! すごいことだわー。とにかく、メンタルの強さというか落ち着きは驚くべきものがあった。狂騒のロシア応援団がお目見えした団体戦のときから、個人戦フリー最終グループ(しかもアデリナの直後!)まで、彼女は終始、自分のペースを崩さなかった。来季以降、ますます強くなるでしょう。そこで切望するのが、彼女のための名プロ! EXで見せた、ちょっと暗めのお色気路線もいいんだけど、癖のない、快いスケートを滑る彼女ならではの名プロがほしいわ。

◆5位 ユリア・リプニツカヤ

SP「愛はまごころ」 FS「シンドラーのリスト」どちらも名プロだった。高難度ジャンプと柔軟性「のみ」がウリ・・・に近かった昨季とは比べ物にならないぐらい、スケーティングが成長してたんだけど、やはり、あの名プロの力も大きかったと思うわ。15歳の少女が演じたプログラムとして長く心に残りそう。ネットでは「兄貴」なんて呼ばれたりしてるみたいだけど、「世界のトップで戦うメンタリティ」を少女のころから身につけているのがロシア女子の頼もしさ。みな、負けん気が強く、高いレベルでの競技志向をもっていて、誇り高い。しかもそれが画一的でなく、ソトニコワリプニツカヤ、トゥクタミシェワ、ラジオノワ…みなそれぞれ個性的なのがすばらしいと思う。これから当分、女子はロシアの3枠時代が続くでしょうが、今季の日本男子よろしく、「3枠でも全然足りない!」ってことになるんでしょうね。ユリアの来季プロ、楽しみだ。ちなみに、演技からは全然感じなかったんだけど、EXの衣装を見ると、なにげに、体形変化はもう始まってるよね…? 

◆7位 アシュリー・ワグナー

ユリアが兄貴ならアシュリーは姉貴だろうか。姐さん?! 良くも悪くも「硬質な」個性に、SPの「クレイジーダイヤモンド」がすごくよく似合ってて好きだった。FS、サムデリに戻して良かったと思う。彼女も最終グループで、しかもラス2だったのに、一歩も引かないパフォーマンスをしてくれて、その強さに、この4年間を思ってちょっと泣けた。バンクーバー後に躍進して、第一線に立ち続けたスケーターのひとり。

◆8位 鈴木明子

団体戦ではロシアの会場でやはり気圧され気味の演技だったし、個人戦に際しては足の指を痛めていると聞いて、本当に心配してた。泣きながら練習のリンクから上がっていった、なんて情報をTLで見て、こっちも泣きそうになったり。でも、FS「オペラ座の怪人」には、胸が詰まった。感動で泣いちゃった。バランスを崩したり、転倒もあった。全日本での神演技に比べると、悲しい出来だったかもしれない。神演技のときの彼女は、フィニッシュのとき、それこそ感極まった顔をする。今回のFS、振り向いたクリスティーヌの顔はそうじゃなかった。でも、笑顔だった。うまく言えないのだけれど、その笑顔がものすごく尊く思えた。長い競技人生、本当にいろいろあっただろうと思う。最後の五輪も神演技ではなかった、それでも自分に落胆せず、集中を保って、全身全霊で演じ、笑顔で終わってくれた。とても強い人だと思う。プログラムを滑る時に放射される彼女の明るさ、香り立つスケートへの愛情が大好きだった。来季からは見られなくなると思うと本当に本当に本当に寂しい。最後のSP「愛の賛歌」、FS「オペラ座の怪人」、ともに名プロだったのはフィギュアファンにとっての喜び。何度泣かされたことか…。いつ演じても、苦悩は心からの苦悩として、喜びは至高の喜びとして演じてくれるんだよね。氷上の女優・鈴木明子は私の心の中で永遠です!!

◆9位 ポリーナ・エドモンズ

ミライちゃんをさしおいて…ていう表現には語弊がありますが、15才で代表に選ばれた彼女を、オリンピックで初めて見ました。細っ! 手足、長っ! 頭、小さっ! とても素直で伸びやかなスケーティング。はぁ〜、なるほど、スター候補だわ。アメリカの未来は明るい。

◆10位 マエ・ベレニス・メイテ

マエちゃん!!! 入賞まであと一歩だったのね。でも10位、立派だわー。特にFSがものすごく素敵で、マイ・ベスト・マエちゃんに認定してリピートしてる。衣装といい選曲、振付といい、センスありまくり。ジャンプは大きくて力強く、滑りは柔らかで優しい。そしてほのかに漂う哀愁。NYのダンサーのステージ…いや、リハーサル?練習?をドキュメンタリーで見てるような気分になった。すばらしい雰囲気。一転、キスクラでの表情やしぐさがかわいすぎる!! 今大会では、マエちゃん、ジェイソン・ブラウン、そして町田樹と、EX含めて3人がクイーン選曲で演技するのを見ましたが、どれも良かったなあ。

◆12位 村上佳菜子

佳菜子ちゃんの五輪演技、実はそれぞれ、ライブの1度しか見てなくて(まあそれが普通なのかもしれないけどw)。悔しい五輪になっただろうなと思う。苦しいシーズン前半を経て、プログラム変更に踏み切って全日本、四大陸と会心の演技が続いたので、よけいに。山田先生は引退との話を聞いたけど(確度不明)、佳菜子ちゃん、どうするんだろうなー。時々、あちこちで語られているとおり、なんとなく、本人からは「是が非でも、もっと上へ上へと昇りたい」という思いは感じなくて、すばらしい踊りの才能を思えば、もったいないなーと思う時もあるんだけど、でも競技に対する向き合い方って選手それぞれだから、そのことでただのフィギュアファン(という名の外野)が急き立てたり、まして「この年の頃の真央ちゃんは…」なんて比較するのは絶対間違ってると思う。でも、うーん、やっぱり、もったいないなーという個人的な思いは、いかんともしがたい。ジャンプの癖がねぇ…。でも、それを修正、なんて簡単にはいかないんだよねえ。大改造で、我慢ガマンの日々だったと真央ちゃんも言っている。