霜月の五

●11月某日: 夜中はサク(と私と夫もw)、一度も目を覚まさなかった。ほ。食欲はまだない様子。こちらも無理して食べさせる気は毛頭ない。天気悪いし、これ以上、洗濯物を増やしたいとはまったく思いませんよ…。今日は公民館で校区のサークルの文化祭。私たちの育児サークルもこの団体に属しているので、役員で運営のお手伝いに出る。サクは夫におまかせ。こういうのってひたすらめんどくさい、やりたい人だけでやればいいやん、やりたい人が少ないなら相応に規模を縮小するべき…と独身時代は断固として反対派だったけど、今はちょっと気持ちが変わってる。校区のサークルなんてやってるのは当然、子どもかお年寄りがほとんど。彼らにそういった場所があることのありがたさを、自分が親になり、また自分の親が年をとってくれば、思うもんである。サークルに関係なく、子どもやお年寄りを地域が見守り支えてくれることはとてもありがたい。協力を無理強いするのはやっぱりおかしいんだろうけど、「お互いさま」って思えばやっぱり多少は手伝いもね…。と言いつつ、私たちに割り振られたのは、「入り口に立っていて、やってくるお客さんに下足入れ用のビニール袋を手渡す」という簡単なお仕事w 普段は下足箱に入れてもらうんだけど、今日は人が多いからね。てか、めっちゃ人の出入りあるな。「ぶっちゃけ、踊りとか楽器とかの発表を見てくれるサクラも欲しいのよね〜」と事前に言われてたけど、サクラとか必要ないw むしろ邪魔www 育児サークルの役員同士で予算の割り振りやクリスマス会の打ち合わせなどしつつ、たまにお弁当や肉まんなどの搬入を手伝いつつ、午前中過ごす。午後は、まだ本調子でないサクが日曜だというのにこんこんと昼寝したので、衣替えやら押し入れの整理やら。

●11月某日: 朝は元気のないサク。念のため病院へ連れていく。…と、「びょういん? びょういん、いかない。やだーっ」と、体をぐぐっと固くして踏ん張るもんで、自転車のカゴから降ろせません\(^o^)/ 「今日は、チクン(注射)しないから。痛いことはないからね。もしもし(聴診器)するだけだから大丈夫だよ」と説明するも、聞く耳もたず。体をのけぞらせたり床につっぷせたり足をバタバタさせたりと力の限り抵抗し、涙を流して「いやだよーっ。もどって! かえるよーっ!」と叫ぶ子をなんとかかんとかつかまえて、診てもらうも、暴れすぎて聴診器すらまともにあてられなかったよ\(^o^)/ 薬の説明をしながらも「まぁこんだけ元気があればだいじょうぶですよ…3日分出すけど全部飲みきらないうちに回復するはず…」と先生。帰宅後、様子を見ても、引き続き元気だったので(笑)、幼稚園の面接へ。するとサク、本日二度目の受難。簡単な健康診断ということで、内科医の先生が控えています〜! またまた大声で泣き叫び全身で拒否しつつの、なおざりの聴診器行為と相成ったのでした\(^o^)/ てか、その前段の身長・体重の計測からすでに拒否してたからね。計測器が大人用しかも昭和仕様でいかめしい姿なのが怖かったらしい。百戦錬磨の先生があの手この手で誘ってもダメで、結局「ほかの子と背比べしてだいたいの数字を記入しましょう。体重は、おうちで最近測った数字を…」とお茶を濁したカルテを作成(笑)。先生が大らかなので周りの目も優しくて、「身体測定もできないなんてうちの子だけじゃ… (((( ;゚Д゚)))」みたいな暗い気持ちにならないですむ雰囲気がありがたい。