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長月の二十一

日々

●9月某日: 朝10時から幼稚園の説明会。ばたばたと準備をしてサクとふたり出かける。毎週プレクラスでお世話になっているところなので、親子ともに緊張はない。てか、説明会はパスして願書を出してたっていいかなとも思ったけど、興味深い話が聞けるんじゃないかという期待で出席。案の定、「なぜ当園では遊びを大切にしているか」という話は面白かった。以下、一部意訳。

「小学校に入っても先生の話を聞けない子たちが増えている、というのは、かなり前から全国的な問題とされている。だから幼稚園のうちから訓練しよう、という向きもあるけれど、私たちは、そういうのは「躾け」というのとは少し違うと感じているのです。「座って!静かに!聞きなさい!」と教え込んだりはしません。「先生の話を聞きたいなあ。話を聞くのは楽しいなあ」と思える、そういう心を育てようとしているのです。また、黙ってじっと座っていられないのは、体の問題でもあります。腹筋や背筋などがしっかりしていないと、座った姿勢を保つのは困難。じゃあ、どうやって腹筋や背筋を鍛えるのか? 特訓するのではありません。遊びの中で育てていく。散歩したり、どろんこになったり、踊ってみたり、高いところにのぼったり、重いものを運んだり。食べることもそうです。そういうことから体は育っていく。幼児はとにかく、遊びからすべてが育っていくんです。人とのかかわりもそう。遊んでいて、お友だちとけんかになりそうなとき、すぐに「ダメダメ」と止めたりしません。もちろん危ないことがないように見守りますが、イヤなことをイヤと言えること、お友だちの「イヤ」という気持ちがわかること、力を合わせた方が楽しいこと、それらを、子どもたちは、真剣な遊びの中で、真剣にぶつかりながら、学んでいきます。そして、遊びは、大人が教え込むことではありません。それぞれが自分のペースで、楽しそうだな、楽しいなあ、と思ってやることによって、発達が促されます。発達は段階を踏むことが大事で、準備のできていない子にいきなり一足飛びに難しいことをさせても歪むだけ。それぞれの子をよーく観察して、じゅんじゅんに階段を上がれるように、サポートするのが大人の役目です」

じっと座って話を聞けないのは体の問題でもある、というのがいかにもプロっぽくて面白かった。「発達は段階を踏むことが大事」ってのは本当に大事な視点だと思う。

・・・ところで、たまたま後方中央の席に座っていた私は、出席している保護者全体がよく見渡せたのだが、こういう興味深い話がされているあいだも、ずっと下を向いて、配られたパンフレットや入園要綱などのプリントをじーっと見続けている人って、けっこういるものなんですよね。で、園紹介のDVDが始まると、やっと頭を上げるという。や、手元の文章に目を走らせながら耳では話を聞いてるのかもしれないし、もしかしたら具合の悪い人もいたかもしれないし、既に兄姉をこの園に通わせていて、こういう話は耳タコ〜〜〜って人もいたかも。でもさ、話を聞く能力って、子どもに限った問題じゃないのかもな・・・と思ったりして。ママ友になるかもしれない人たちについてこういう感想を抱くのは不穏だけれども。と言いつつ、私自身、重い頭を抱えていたのだった〜。二日酔いってほどでもないけど、昨日はちと飲み過ぎたらしい。翌日に子どもの用事があるのに二日酔いになりかけるまで飲んでる不届きな保護者は、ええ、あの中に私一人だったに違いない…。

と言いつつ、今夜も軽く(?)飲む。キョンキョンとYOUとマツコがあちこちで鼎談する番組の録画を見る。予想通りの面白さ。第2弾か第3弾よね、これ。今後もシリーズ化すべし! マツコがキョンちゃんに向かって、「もうあんたには芸能界なんてチョロいから、国をどーにかする方向に行くしかないわね」みたいなことを言ったのが最高に面白かった。ほんと、キョンちゃんにとってあまちゃんはそれぐらい大きな仕事だったと思う。今後、あまちゃんからどういう女優になっていくか、格闘も予想される能年ちゃんとは違って、キョンちゃんにとっては大きな通過点のひとつに過ぎない。能年ちゃんはもちろんだけど、今後のキョンちゃんからも目が離せない。ますます雄飛するのか、それともマイペースでいくのか…。