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長月の八

日々

●9月某日: ゆうべ夕食の途中に力尽きて就寝し、今朝は6時に起床のサク。早朝勉強している夫の横に座って、自分もいっちょまえに勉強しているつもりで、はりきっておえかきにいそしんでいたが、夫がYシャツに着替えはじめると激怒。「パパ、かいしゃ いったらいかん!」 「パパ、もっと おべんきょう するよ!」 「おれが かいしゃいく!」 最近、自分のこと「おれ」って言うんだよね〜かわいくなーい。「ママがいるからいいでしょ?」と言ってみると、「ママ、かいしゃ いって いいよ」。んだと、ゴルァ! さて、雨だったり予定があったりで1週間ぶりぐらいにいつもの公園に行ってみると、じぇじぇー! 鉄棒が撤去されてる!! 新しいのに入れ替えるんだろうか、遊具自体が変わるんだろうか、それとも撤去されっぱなし? 事故でもあったのだろうか。現代の公園って、全般、遊具が少なかったり、つまんなかったりする傾向にあるよね。箱ブランコも安全性の問題で、今やほとんど見られない。確かに公園で子どもに大けがをさせたくはないが…。サクは初めて会う2歳半の女の子に、はにかみつつ徐々に近づいていく。女の子のほうも、ママとは天真爛漫に遊ぶもののサクに対してはちょっとハニカミ。ふたりの距離がだんだん小さくなっていく様子が面白かった。

夜、クローズアップ現代東京五輪決定について。短い時間の番組ではあるが、ロビー活動の詳細についてのリポートは、スポーツニュースや民放の情報番組とは異なった切り口で興味深かった。マドリードの招致委員に故サマランチ会長の息子がいて委員たちに絶大なコネクションを持っていたり、有力委員として10票以上を動かすと言われる石油王みたいな人がいたり、時期IOC会長選挙と絡んだ思惑があったり、まあ多少の想像はついていたものの、やはり、きなくさ〜い世界のようで。日本の竹田さんとて、涼やかな顔をしているけど当然ながら老獪な手腕で招致を引き寄せたのだよね。ADさん?みたいな若い女性がスタジオを横切ってしまう放送事故もバッチリ目撃した(カメラに気づいて「やべー!」て顔をしながら見切れていったのが超うけた)。翌日のネットでちょっと話題になっていた。

●9月某日: 母が遊びに来る。もらった折り紙で、大・大・大・紙ヒコーキ大会が始まる。作っちゃ飛ばし、作っちゃ飛ばし、作っちゃ飛ばし、「ワン・ツー・スリー・ポー!」というサクの音頭で3人一斉に飛ばし、散乱したものを集め、数え、色別に並べ・・・それをまた飛ばし・・・はっ(我に返る)。半永久的に続いてた・・・。しかしこういうときの子どもの集中力と輝きはすごい。ところで「紙飛行機を飛ばそう」「飛ばすよ〜!」と私たちを誘うべきところ、「かみひひこーき、とぼう!」「とぶよー!」というサクの発語。うん、難しいよね。飛ばしながら、なんとなく、「風立ちぬ」のことちょっと考えた。まだ見てないし、たぶん上映は見に行かないで終わりそう、DVDか地上波待ちだ。でも、宮崎駿の引退会見ニュースなんかと合わせてたくさん流れたあの宣材、「♪空に〜あこがれて〜」ってユーミンの声が流れながらのいくつかのシーンだけで、すでにぐっとつかまれてる。うう・・・私たぶん大好きだと思う。夫、飲み会につき、母が持ってきてくれたお惣菜なんかでテケトーに夕飯をすませる。ビールも飲んで、ほろ酔いでちょっと本でも・・・とソファにゴロンとして読み始めたら、どエラい内容で、ギンギンに眼が冴えた。帰ってきた夫に「ところで会社では、週明け、東京五輪決定の話題って出たの?」と聞いてみると、「出た出た。でも、どっちかっつーと、株価への影響の話のほうが多いな」。福岡って、こんな感じです。まあ、内心「ぜったい見に行くぞ!」とか「そのころ子ども○歳か〜。一緒に見るの楽しみだなあ」とか思っても、会社とか、男の人同士で、そういうの言葉にはしないもんでしょうけどね(その是非はおいといて)。