文月の十一

●7月某日: 今日も今日とて公園へ。15分おきぐらいに水筒のお茶を飲むことも遊びの一部に組み込んで、スゲー元気なサクだったが、45分ほどして「そろそろ買物に行こうか」と声をかけると割と素直に従った。うれしひ。ここ3,4日、関東以北は非常に涼しいらしいが、こっちは連日35度近くまでいってますからね。県内のダムは軒並み高い貯水率を保っているらしいのが救い。梅雨の時期もさほどどばどば降っていた印象はないのだが、効率よく貯まったのだろうか? 福岡はもともと水不足に陥りやすい都市圏だったので、関係各位の努力によって、昔に比べて節水意識だけでなく、貯水技術も高くなっているのだろうか? さて、今日の昼ごはんは、いわゆる「ほか弁」にした。私は「お弁当屋さんでお弁当買うよ〜」としか言っていないし、半年ぶりぐらいだったのに、帰宅後、袋のロゴを手で触りながらサクが「ほっともっと」と言う。もちろん字が読めるわけではなくロゴを絵や記号のように覚えているのだろうが、覚えていたことに驚いた。CM効果にしたってすごい記憶力だ(NHKと録画中心の我が家なので普段そんなにCMは見ないはず)。あ、店内で自社のCM流してたのかな? 新聞に、福岡県在住の男女のアルコール摂取についてアンケート結果が載っていた。20代の飲む頻度は月平均5.7回ですと。飲食店でも25%はまったく飲まないのですと。30代でも、外/自宅含めた頻度は月7回ちょっとなんですと。えーっと、私、その倍は飲んでる。しかもこれでも子ども持つ前に比べて頻度も量もずいぶん減ったしエラいな〜とか思ってた…。将来の健康を思うと今でも多いんだよね、じゅうぶん…。

●7月某日: 午前中、育児サークル。今日は「寒天遊び」。役員5人が家で寒天をつくってもっていく。大小さまざまのタッパーやケーキ型、プリンの空き容器などに入れたそれに、子どもたちが手を突っ込んだり(しまいには足も・・・)、ぐっちゃんぐっちゃんにつぶしたりして遊ぶのだ。固さ・柔らかさはいろいろだし、食紅などで鮮やかな色がつけられたものもあり、冷蔵庫で冷やしておいたものはひんやりと冷たく、目で、肌で、さまざまな感触が楽しめる。いま、サークルには2歳半を過ぎた子*1が多いので、みんな遊び始めたらかなり集中してやる。空いているタッパーに移し替えてお弁当をつくったり、ポリ袋に詰めて、穴を空けてダーーーーッと出したり。子どもたちの手足、服はもちろん、床一面に敷いていたレジャーシートもぐちょぐちょになったが、親たちも人数がいるので、使用済み寒天を片付ける人・床を拭く人・子どもの手足を洗う人・外の水道でレジャーシートを洗う人など、手際よく片付いた。サク、7月の誕生日の人ってことで、折り紙の王冠とメダルをもらう。私が折り紙製作係なので、毎月、家でせっせと折っているのを傍で見ているし、おこぼれをもらったりもしているので、そんなに珍しくはないはずだが、やはりハピバースデイを歌ってもらい、みんなの前で授与されるのは格別うれしかったらしい。遊ぶ間もずっとメダルを胸に下げていた(王冠は友だちに取られたり取り返したり貸してあげたり)。

夜、春巻をつくる。というのは、今、我が家には義実家からもらってきた青紫蘇の繁茂した枝があり、日々、冷奴とか、春雨サラダとか、素麺とか、トマトとかの薬味として使用しているのであるが、「そろそろ別の食べ方がしたい。海老もあるし、一緒に巻くのはどうか?」と夫が言い出したためである。おいしかったです。プロ野球オールスター第1戦@札幌ドーム。見始めたら止まらない。マエケン→沢村→三浦と繋がれていくセの投手。田中将→吉川→大谷→菊池と続くパの投手。バッターも含め、とっても豪華なメンバーに感じて、たいして展開の面白い試合じゃないのに、テレビの前から離れられない。夫婦して野球が好きすぎる。イマドキ、野球のルールも知らない若い子が多いってのに、立派なおっさん・おばさんですな。しかしついにプロ野球も大半が年下の選手になったな。

*1:と、その弟妹の赤ちゃん