水無月の十四

●6月某日: サク、寝坊。7時から夫婦して何度となく起こすがダメ。ついに夫が布団の子に「いってきまーす」と言うと、言葉が返ってきたのだが、それは「おやすみー」だった。梅雨のひとやすみなので公園へ。小一時間で切り上げようと思っていたが、久しぶりの公園友だちと盛り上がってるので正午過ぎまで遊ばせる。新年度も四半期が終わりに近づき、午前中の公園の顔ぶれもだいぶ入れ替わっている。大きい子たちが幼稚園に入り、気づけばサクが大きい子だ。そのサクも、今年度になってからは、育児サークル関連の集まりやら、幼稚園のプレクラスやらで、公園に日参するわけではない。なるほど、だから、公園は1歳〜2歳前半くらいの子が中心なんだな、と了解する。昼食どきから昼寝の前も後も、今日のサクは超機嫌悪し。夕方、泣いてせがまれるのでおんぶひもで背中にくくりつけて料理をした。こんなの久しぶりだ。そのあいだはおとなしいんだけど、下ろすろまた泣く。夫は飲み会なので帰りが遅い。ふと思い立って、ストックしていた「こどもちゃれんじ」の教材(おもちゃ)「いろかたちブロック」を出してやると、いっぺんで泣きやんで↑↑↑となった。

●6月某日: ちょっとボーッとする寝起き。ゆうべのお酒のせいですね。母が遊びに来る。持ってきてもらったもので一緒に昼ごはん。夫がつくった筍の煮物やポテトサラダを「これ、おいしいから食べてみな」と母に食べさせる私…。こんな娘をもって、母も心配そうである。気休めに、サクの写真をたくさん印刷してあげた。夜ごはん、昨日つくって冷蔵庫に入れといた鰯煮(これは私が作った)が超うまい。これはあれですね、寝かせ効果ですね…! ブックオフで100円で仕入れた本が面白い。やっぱり小説は文章がうまくないとね〜。あらすじの面白さだけでは最後まで読めない年になっちまった…。