水無月の三

●6月某日: 各所でいろいろ用を足してまわる。公園にも寄ってサクを遊ばせる(それを見守りつつちょいちょい読書)。ふたりでシャボン玉をしている子たちを見たサク、ベンチに座っている私のところに寄ってきて「サクもしたいな〜」と甘え声。たまたま持っていたので「はいよ」と鞄から出すと「うわ〜〜〜〜ありがと〜〜〜!」と裏声で喜んでた。家族で夜ごはんを食べながら「サラメシ」の録画。ロープウェーのメンテ作業をする人を見て「(高所が)こわーーい」と私が言うと、即座に「だいじょうぶだよ。サクちゃんいるからね」と請け合うサク。これ、テレビを見てサクが怖がるときに私や夫が言うセリフを忠実にパクっただけのリアクションだが、超かわえええええー。食後は、突然、「スリー・ツー・ワン・レッツゴー! ジャーンジャーンジャンジャン…」と、ドームでホークスの選手が打席に立つときのジングルを真似しだした。こちらも忠実だが、観戦の4日後にいきなり言い出す不思議。

Eテレ「知恵泉」2回連続で武田信玄。同じ戦国大名でも信玄と信長ではまったく違っただろう分野、「人材活用術」について。かつて教科書にも載っていた、でっぷり肥った剃髪姿の信玄の肖像を「今ではこれは別人とみなされている」と否定。歴史好きには既に定着している説だが、これで初めて知って驚く人も多いのではないか。識者として出演の本郷和人(東大教授、『平清盛』考証担当)がAKB48のファンというのは何となくわかる。秋元康の「プロデュースとはゼロを1にするのではなく、0.1を1にする仕事」「間違っているかもしれないにしても、自分がぶれてはいけない」などの論は、4月に同じくEテレの「東北発未来塾」で言っていたのと同じで、この人はやはりそれなりの哲学をもって仕事をしているんだろうなとは思う。番組の最後、信玄について「謙虚な人だったのだろう」と言ったのが印象的だった。そうかもしれない。