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卯月の十一 / スタパに坂田藤十郎

日々 歌舞伎 テレビ

●4月某日: 育児サークル、新年度1回目。いちお副代表になってるので、無事に終わって、なんとなくホッ。ほかの役員さんたちといろいろ話すうちに、今後のスケジュールの見通しが立ったのみならず、年齢ネタ・ダンナさんネタでもおおいに(必要以上に)盛り上がった。子どもらを校庭で遊ばせてから帰るのはいつもどおり。

スタジオパークからこんにちは坂田藤十郎の回を録画で見る。御大を迎えてアナウンサーが緊張するのはわかる、たった30分の生放送で深い話を聞き出すのが難しいのもわかる。それにしたって、そりゃあんまりよ、ってな内容。こんな御大つかまえて「健康の秘訣」よりほかに聞きたいことはないのか?! 勘三郎とか団十郎のこととかも「とりあえず聞いとこう」って感じの聞き方で嫌だったし、御大とふたりきりじゃドキドキするからって、もとから尺が短いところ、孫の壱太郎を呼んで喋らせるのも怠慢じゃないかと思うが、彼に手紙まで書かせておいて、「はいありがとうございました」の一言で終わりってなんなんだー! まして、「家ではおじいさまをなんと呼んでますか」なんて、NHKとも思えぬ愚かな質問なり! 御大はさすがに御大らしく、何を聞かれても聞かれなくても泰然としてたけどさ。で、自分なら、昼間のNHK,歌舞伎についてほとんど知らない視聴者も多いと思われるこの番組で、何を聞くかな?って考えてみた。

  • ひとつの役を何十年もやり続けるモチベーションはどこから湧いてくるのか? モチベーションが下がることはないのか?
  • 曽根崎心中」お初や、「伽羅先代萩」政岡が代名詞なわけだが、30代のころ、50代のころ、現在など比較して、人物の捉え方や演じ方は変わるものなのか?
  • 歌舞伎には無限のような演目があるが、これからもやりたい役、あるいはやってみたい初役はあるか?
  • 舞台や映画や本など、歌舞伎以外のエンターテイメントで、最近、印象的なものはあったか?
  • (同席する壱太郎に)祖父から教わるときは、大きくいって、「型」を教わるのか? あるいは、人物造形や文脈の解釈などまで細かく踏襲するものなのか?
  • 同門以外の若手に、乞われて特定の役を教えることはありますか? あるなら、たとえば最近は誰に何を?
  • (「役者は自分を大事にすることが大事」との言が何度かあり、そこに彼の哲学を感じたので)自分を大事にするとは、具体的にどういうことなのか?

若干、ハッキリ答えにくそうな質問も混ぜたいよね、やっぱり。その答え方や表情や言葉の選び方も含めて、見たいもんね。