如月の十一 / 三浦しをん

●2月某日: ひっさしぶりに“ほっともっと”(このあたりはほっかほっか亭じゃなくほっともっとが主流なのだ)で昼食を買う。キャンペーン中のから揚げ弁当、おかずのみ。サク、爆食。午後は育児サークルで新旧代表の集まり。お別れ会の打ち合わせも兼ねて。子どもたちを遊ばせがてらの話し合いは、あちらこちらでひっきりなしに起こる事件に対応しながらなので「二兎を追う者は…」的な大変さもあるが、一方で同時に、「一挙両得」感もある。家で親子で過ごすより、子どもも発散できるしね。いつものメンバーなので子ども同士も馴染んでいる。帰宅後のサクも、「おともだち いっぱい いたね〜。また あそぼうね〜」とさかんに言っていた。

●2月某日: 「ダ・ヴィンチ」の三浦しをん特集号を読む。まさに特集というにぴったりのボリュームある内容で満足。コメントを寄せた人々の数や多彩さにも感嘆したけれど、やはり圧巻は彼女の読書量。ダ・ヴィンチから2万円もらって本屋さんでお買いもの(…のはずが、大幅に自腹を切って6万超になるのだが)、って企画の本の明細がすごい。小説から漫画からノンフィクションから歴史、歌舞伎や文楽などの芸能、それにもちろんBLも…知ってはいたけどあらためて、なんという読書量だ! 決して寡作な作家でもないし選考委員などもやってるのに、いったいいつ読んでるの?! や、風呂や洗顔を惜しんで読んでる、て答えも知ってるんだけど、 それにしてもホントすごい。なんかよくわかんないけど自分も心の褌をしめなおした。そうだ本を読むことは恥ずかしくなんかない〜! それに「腐女子座談会」も面白し。三浦しをん腐女子、オタク女子の肩身の狭さを軽減してくれてると思う…。「まほろ」での直木賞受賞以来、すでに当代屈指の人気作家になってたはずだが、「舟を編む」はそれまでの彼女の作品とも桁違いに売れ続けてるんだって。でも、ああいう「職業小説・熱中小説」には、あれでひと段落つけて、これからは少し前衛的なものとか、それに時代小説も手掛けたいとのこと。楽しみすぎる!!!

さて、昼から夫の実家へ。4月にちょっと大きな法事を営む義父が、古い位牌をひとつずつ書きだして、家系図を作る作業をしているのを見せてもらった。全員を網羅できているわけではないが、サクから数えて8代前の人までが判明している。その人は、「文化●年」=181×年に没しているし、戒名に「童」の字もついていないから夭折したわけでもなく、宝暦とか…つまり吉宗と同じころ生きててもおかしくないのだ。両親が立て続けに亡くなっている代があったり、没年から察するにこれは後妻の子だね、みたいなのがあったり、戦死した人もいて、なんだか非常に興味深かった。夜はみんなで美味しいお酒を飲む。サクは歌いまくり踊りまくり遊びまくり。クリアアサヒのCMの歌なんか、20回くらい歌ってた。めざまし時計のおもちゃを見つけてゴロンと横になり、自分で「ピピピ、ピピピ」と言って、「あっ」と飛び起きてアラームを止める(真似をする)…というひとり芝居も、20回はやったね。