サクことば18 満2歳6か月 助詞と指示語

「の」 「は」 「も」 に加えて、他の助詞も見られるように。

●並列の「と」: 「サクちゃんのぎゅうにゅう と ママのぎゅうにゅう だね」 「かぼちゃと ピーマンと にんじんと だいこんと…」(延々と続く)など。誤用はナシ。概念的に難しくない感じもするしね。

●主格の「が」: 「サクちゃんが する」 「パパが やって」 「こっちが いいと おもう」 「ママが ごしごし したね」 「どっちが いい?」など。「じぶんが、じぶんが」という自我の強まりと共に自然と習得したような…。今のところ誤用はナシ。

●目的格の「に」: 「こっちに する」 「ここに すわって」 「あおに なった」(←信号)など。誤用はないですね。

●目的格の「を」: メモに残してないけど、ふつうに言ってる気がする…。

●手段の「で」 : スプーン で たべる」 

●終助詞の「と」: 「つぎ なに みると?」 「どこ いくと?」ですって。オマエも立派な博多っ子になったな!! ちなみに、まだ、質問するときにしか出てこない(博多弁では、「〜〜だよ」の意でも「〜〜と」と言う)。質問についても、「○○するの?」のように、標準語の「の?」のほうが、方言より先に出ていた。

●「の」の誤用 : 相変わらず続いてます。「あかい の ふうせん」 「あたらしいの くつ どこいった?」 「ママの うたって」 「ママの おっきした」 など。

●指示語: これまで書いたことがなかったけど、だいぶ前から言ってる。「これ」 「あれ」 「それ」 「どれ」 「こっち」 「あっち」 「どっち」 「ここ」 「そこ」 「どこ」。最初に出たのは、「これ」「こっち」だったと思う。自分に近いところから始まるよね、やっぱり。「そっち」と「あそこ」、は聞いたことない気がする。「それ」「そこ」は不自然に思える使い方もある。「ここ」のほうがしっくりくる場面で「そこ」と言うとか。サク的な法則があるのかどうかよくわかんない。