師走の八

●12月某日: あたたかくて暖房いらず。本格的シーズン到来の前に、夫がエアコンのフィルターを掃除する。そのあとの風呂の後片付けをするのは私だけどね。すげー汚れてた。さて、今夜は第1回家庭内忘年会が催されるので(毎週末飲んでるくせに)、午前中はランニング、午後は昼寝という万全のコースで暴飲暴食に備える。バスに乗って博多駅付近のホテル地下1階にある居酒屋。今回は味とか値段とかいうより環境(個室)重視で選んだのだが、なんでもけっこうおいしかったぞよ。食に関して超保守的なサク、フライドポテトに対して、最初「いやっ。いらん!」と拒否反応を示していたが、30分以上経過してからふと興味をもったらしく一口食べたら「お、お、おいしー!」あとは貪っていた。生ビール飲んで〜ふたりで赤ワイン1本あけて〜それぞれ冷や酒を1杯ずつ飲んで〜、それでも何となくものたりず、というか盛り上がって、薬院に場所を移して2次会と称し、ビールやらワインやら飲んで21時帰宅。

●12月某日: ゆうべの酒が朝になったらどこにも残ってない。喜ばしい限りだけど、大量飲酒は体に毒だよね…。もう若くないんだし体を大事にしなければと思うのだが。さて、衆議院総選挙投票日。結婚してからは夫と一緒に、子どもが生まれてからは3人で、投票に行くのが常である。投票所は駅のすぐそばの市の施設。午前10時半過ぎ。列ができるほどではないが、ひっきりなしに有権者が訪れていた感じ。便利がいいので、なんとなく、(都市部の割には)投票率の高い投票所なんじゃないのかな、という気がするが、はて。NHK出口調査を受けて浮足立つ。選挙権を得て苦節14年、初めてだったのだよ! 帰りに酒屋に寄って、年末までの酒を買いこむ。定量のビールに、スパークリングワイン(クリスマス用)、白ワイン(たぶんワイン気分の日があるだろうから)、そして正月に実家にもっていく清酒。夜、まるで選挙の前座のようなサブタイトル(「双六が終わるとき」)の平清盛を見た後、クラブワールドカップをしばらく見てから選挙特番へ。ひととおりザッピングしたあとテレ東のことを思い出して見てみると、もうチャンネル替えられなくなった。テレ東と池上彰がタッグを組むとこーゆーことになるのか!! 無双っぷりについては各所で報告されているとおり。