師走の七

●12月某日: 今日はすごいよ。友だちと空港デートなのだ! 地下鉄1日乗車券、買ったもんね。すごい万能感。七隈線空港線にと乗りまくったぜ! nimoca(何度も書いてますが西鉄suicaです)のタッチに慣れていたサク、1日乗車券の「切符を改札機に入れて、向こうから出てきたのを、取る」という作業に最初は戸惑っていたが、なんせ4回も乗ったんで完ぺきにマスターした。空港では、送迎デッキから見る飛行機の大きさにびびって固まるんじゃないかという予想に反し、初手から大興奮。「うわわわわーーー! ひこーき! いっぱいだーーーーー! おっきーーーひこーき、きたーーーーー! ぶーーーーーん!!」もうね、万歩計ならぬ“万ヒコーキ計”が欲しかった。離陸や着陸も楽しみ、しまいにはカラスにまで歓声を上げる始末。それにしても冬の福岡には珍しい、すばらしい晴天。午後は気温も上がってきてとても気持がいい。調子に乗って、空港内のバスに乗り、国際線のほうにも出張。国際線に来たの何年ぶりだろう…。そこで昼食をとり、友だちの提案で、ここまで来たらと、博多駅の新幹線乗り場にも行ってみることにした。なんせ1日乗車券あるしね! 信じられないことでしょうが博多駅から福岡空港までは地下鉄でたった3駅、乗車時間は10分にも満たないのです。いざ、ご対面。「しん!かん!せん!!!」おお、ナイスリアクション。しかし、夕方でいい加減眠くなっていたのに加え、折しも降車してきた修学旅行生の団体が怖かったのか、機嫌最悪に…。そこからは青息吐息になりながら天神まで運ぶ。バスに乗ったら落ちついた、そして寝た。友だち、もう妊娠9か月になるのに、とっても元気に2歳のきかんぼうにつきあってくれてありがとう。いよいよ産休に入るのが楽しみでしかたないと言っていた。わかる!わかるよ!! 1日乗車券以上の万能感だよね!!(あたりまえ)

●12月某日: 朝、NHK教育「いないいないばあっ!」を見て、サクがウケていた。「キャハッ」ていうのじゃなく、「ぶふッ」と噴き出す感じで。何がツボだったんだろう…。午前中、育児サークルのクリスマス会について、係で任意の集まり(第2回)。もろもろ打ち合わせ。ほかの係も打ち合わせしていたので、すなわち子どもたちもたくさんで賑やかなひととき。当日の係分担、食事の席のくじ作り(すごくかわゆくできた)、歌の練習など…。漏れ聞こえてくるほかの係の情報からも、なんだか、母親たちだけでやってるとは思えないくらい凝った会になりそうで楽しみである。「絶対欠席したくなーい! 来週まで、体調崩さないようにしなきゃ!」と気合を入れ合う。ここ(小学校の空き教室)へ来ると、帰るよー、てなったときに校庭の遊具で遊ぶところまでをワンセットとして考えているふしがある子どもたち。今日もすべり台やらシーソーやらに2歳前後の子らがわらわらと群がっていた。今日も気温が高いので、つきあうのが楽。夜、昨日友だちにもらったクリスマスプレゼント、再生段ボールを利用したキットを夫が組み立ててダンプトラックが完成! しかし、そのそばから念入りな分解活動に入るサク…。気持ちはわかるが…。