師走の四

●12月某日: 友だちの家にお邪魔してランチ。あちらは、大根サラダとロールキャベツ、お菓子。こちらは、いろいろトマト煮込み(ロールキャベツと若干かぶっているw)とミニトマト(さらにトマトww)とバケット、そして、じゃーん! ボジョレー・ヌーヴォーで〜す! ぐふ。子どもを見るのとおしゃべりとで忙しく、2時間近くかけてちびちび1本あけた。まあ女同士集うと概してよく喋るもんですが、友だち、機関銃のよう(笑)。6才と4才の姉弟のおうちにはおもちゃがいっっっっぱいあり、サク、夢中。クリスマスの飾りつけもあちらこちらにたくさんしてあって、家に着いたとたん、ふたりの子に手を握られて案内された。「しんしつにもサンタさんいるよ」と連れて行かれそうになったので、さすがに自重しました。

夜、夫は飲み会。食事と風呂を早く済ませると、昼寝なしだったサクは案の定、7時過ぎに寝た。しめしめ、とほくそ笑むが1時間後、号泣して起きてくる。添い寝しても、離れるとまた泣いて起きるので、暗くしたテレビの部屋に連れて行き、座って抱っこして毛布でくるみながら、歌舞伎「黒塚」の録画の続きを見る。老婆に扮した元亀ちゃんが、夜を舞台に踊ってるだけの(だけの、っていうのもなんだが)シーンが長く続いてたから、子守唄がわりにすぐ寝るだろうと思いきや、サク、目をぱっちりと見ひらいて身じろぎもせず、声も立てず、じっと画面に見入ってる。怖い、と言うでもなく…どんな思いで見てたんだろうか?

●12月某日: 午前中、育児サークル。クリスマス会の準備の一環として、画用紙のリースと帽子に、それぞれ装飾を施す。シールにクレヨンにハサミ・ノリ…子どもたちは夢中。なにげに親も夢中で、気づいたら無言になっていたりする。2歳のサクはシールを上下左右わからずに貼りつけているが、思えば約5カ月前、七夕のイベントで同じようなことをやったときは、シールをシールの上にひたすら重ね貼りしていた。できあがりはひどいもんだが(サポートするわたくしもセンス無し子なもんで)、サクなりに成長のあとが見られるのだ…母親の私にしかわからないが笑。サークルの時間が終わって外に出ると、これも恒例と化している校庭での遊具遊び。近い年ごろの子らが5,6人、なんとなくお互いに慣れた感じで絡みながら遊んでいる様子は見ててかわゆい。今日はシーソーもやってた。ポテサラを、初めて「きのう何食べた?」のレシピで作ってみる。ディテールが実践的なので、作る過程にいちいち満足感があるし、美味しさも約束されたようなものなのだ。