今日もブログ書いてます 1

実は好きじゃないのに、ずーっと見てるブログってありますか?

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こうして毎日まいにち頼まれもしないのに書いてる私は、もちろんブログが大好き。もう干支がひとまわりしちゃうぐらいの月日、書いてますよ。ブログにはいいところがいっぱい! 一言でブログといっても、人によって、使い方や付き合い方は千差万別なので、以下はすべて「私にとってのブログ」(twitter等も含む)の話。

ひとつ、ブログは、良い記録になります。起こったこと行ったこと、見たこと聞いたこと。家族や友だちのこと。したためたものをあとから見返すととっても面白い。手帳とか、アルバムみたいな感覚ですね。

ふたつ、ブログは、感覚を具体化し、思考を整理し、落ちつかせ、かつ上向かせるものであります。

楽しかった→何が? 見たもの・読んだものに感動した→なぜ? なんでもない日だった→ほんとに? ひとつひとつと向き合うと、「一粒で二度おいしい」って感じがあります。好きなものを反芻してニヤニヤするたちなんですよね(←そーゆーのをヲタクと・・・)。

ほわんとした感覚を、ほわんとしたままにしておくのが好きな人もいるし、その気持ちもわかります。言語という余計な手を入れると、純粋な気持ちが“嘘モノ”になる気がするんですよね。でも、私は言語化するのも好きです。世にゴマンとある語彙や、天文学的な数になるであろうそれらの組み合わせによって、「これだ!」という表現ができると、すっごくうれしい。ま、この拙い筆力ではなかなか難しいんですが、だからこそ精進したくなるのだ。

古くから「言霊」といわれる通り、発した言葉によって支配されるところがあると思うので、ネガティブなことを書くときには気をつけています。ブログで愚痴を垂れ流したり、、発作的な怒りにまかせて書きなぐるのって、暗いストレス解消というか、余計に負の感情のスパイラルにハマってしまうような気がするのです。

逆に、面白いこと、心地よいこと等々を書いてると、ますます楽しくなってくる。ブログのためのネタ探しは特にしないけど、しなくても自然と、面白いことに目が向くようになって、良い循環ができてる気がします。ま、年甲斐もなく、好きなことにうつつを抜かしてるとも言うがw

もっとも、こういう境地になったのは、ブログ*1を始めて何年も経ってからだけどね。日々、ただ書いてるだけなんだけど、知らず知らずのうちに、自分にとっての最適化をしていくものなのよね、人間って。

みっつ、ブログを書いていると邂逅があります。「こんな情報がありますよ」と教えてもらえることがあります。感想を寄せてもらえることもあります。同好の士を見つけて、ゆるくつながることもあります。

アウトプットしているはずなのに、それが新しいインプットにつながる。情報を伝えるメディアであるマスコミのものとに多くの情報が入ってくるのとおんなじ原理なんでしょうが、こんな辺境の個人ブログでも、それをぎゅーーーーっと縮小したぐらいのことは起こるのです。(続く)

*1:当初はブログという言葉すらなくWEB日記、なんて呼ばれていましたが