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『自棄っぱちオプティミスト』 キリンジ

音楽

自棄っぱちオプティミスト

自棄っぱちオプティミスト

ゴールデンウィークにまたまた読んでたのよん。エッセイ&インタビュー&対談(キリンジはふたりなので、必然、鼎談ですな)。これがまあ、たび重なる再読に堪えるクオリティなんですよ。ちなみに、イラストが松本大洋だってことに、気づいてはいたけど、今回初めて「うをををを!」て思った。彼の『竹光侍』が、今、私にとって最も熱いマンガなのでね。

こういうのって、ふつうは、そのアーティストのファンのための本じゃないですか。もちろん、これだって、ファンへの贈り物、かなりうれしいギフトであることは間違いない。でも、なんかそれだけに留まらない気がする。キリンジの音楽を知らない人が読んでも、楽しめそうな気がする。や、完全にキリンジファンの私なんで、そのあたり、断言はできないんですがね。キリンジと縁もゆかりもないけど活字読むの好き〜って人、誰か読んでみてくれませんかね。

あたりまえだけどミュージシャンってクリエイティブな仕事で、といってもプロであるからして、クライアントがいたり締め切りがあったり結果を求められたり、という制約だって多いし、プロデューサーやエンジニア、サポートミュージシャンといった多数のスタッフとのかかわりもある。営業やイベント出演といったプロモーション活動もある。そんな中でも、根幹としての「創作」があって…。

や、ほんと、あたりまえの話なんだけど。創作ってやっぱり自由だな、と思う。言語化してそんなふうに語られるわけじゃないけど、創作そのものに喜びを感じているような彼らのインタビューを読むと、とても気持ちがいい。人は自由であるべきだ、心の自由ってすばらしい、と思う。そして前回も書いたけど、インタビュアーのミズモトアキラさんがすばらしい仕事をしてます。この人、普段はどんな活躍してらっしゃるのかしら。彼のほかの仕事にまで興味が出てくるぜ。

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