弥生の九

●3月某日: 夫が前夜仕込んでおいた炊き込みごはんの炊けるいい匂いに起こされたかったのだが、あいにく、サクのギャン泣きで起床。とはいえ炊き込みごはんは素晴らしい出来で、朝からほっこり(おなかぽっこり)させてもらいました。サクは早朝ハッスルがたたって、買い物中の午前10時半にベビーカーで撃沈し、そのまま3時間寝続ける。今日はイレギュラーな予定あり、夕方に家を出て、夫の職場近くで待ち合わせ。バスを降りたとたんに現れたパパに、サクが目を白黒させる。そこから車に乗って、一路、夫の実家へ。明日が祝日なので泊まりに行くことにしたのだ。渋滞する時間帯で、いつもより30分ほどかかってやっと着いた〜、と車を降りると…寒っ! さすが篠栗、春は名のみの風の寒さ…である。

●3月某日: 義妹いわく「卒園してプー太郎になった」甥っ子が篠栗のじぃじのうちに送り込まれてくる。なんとひとりで飛行機に乗っての帰省だ(勿論、両空港までは親&祖父が送迎)。勇気ある5歳(4/1生まれなのだ!)は怖がることも寂しがることもなく、ケロリと大得意で到着。そして、彼があらわれた瞬間、サクのテンションがMAXに…! 近づいていって何度もお辞儀してあいさつし、鼻にしわを寄せてニカーッと笑い、彼の食べてるものをつまみ食いしたがり、彼のあとをついて回る。昼ごはんのあとは、近くの野原でつくしをとったりして遊んだ。甥っ子に「手ぇつないで行こうよ!」と誘うと、「えー? どうせおれと結婚したいんでしょー?」と渋られる。ヲイヲイ。彼と一緒にひとしきり探しても見つからなかった四つ葉のクローバーを、参戦して1分で夫が見つける。この人と結婚してよかった…!笑 夕方自宅に戻り(サクは乗車後1分で熟睡)、夜はロンハーでザキヤマ被害者の会を見て笑う。

●3月某日: 春休みに入った幼稚園生もたくさんで、盛況の公園。いつものようにブランコに乗ってご満悦のサクだったが、隣で漕いでたお姉ちゃんが走って行った先をじっと目で追っている。「サクもシューする?」と聞くと、「あ、あ」と言って「降りる」と主張し、一目散に滑り台へ。いつもは2,3段上って逆戻りしていた階段を上りきり、滑り口(?)に座って「シュー」と華麗に滑降! 予想したとおり、一度できたら面白くてたまらなくなったらしく、その後は、ほかの子たちが大挙してくるのもものともせずにいっちょ前に列に並んで滑っちゃ上り、滑っちゃ上りの繰り返し。連続20回以上、スベりまくっていた。すべり台記念日を激写していると、4歳くらいのお兄ちゃんが、自分の母親にも「ママも撮ったらいいやん」と薦めていたw 風邪もほとんど良くなって、一時期激減していた食欲も回復し、よく食べるようになってきた。