如月の八

●2月某日: 断続的に雪! 当然寒いのだが、友だちから海外のお土産にもらった粉で、夫が朝食にと作ってくれたパンケーキが滅法美味しくて思わず食べ過ぎ、こりゃ、走らな、話になるめぇという気になる。着替えて準備しておいて、ちょっと降りやんだ隙を見計らってさっと1時間ほどジョグ。午後からはみるみるうちに積もって銀世界に。午前中のうちにパパと散歩に行っていたサクだが、午後になって「ちょっと八百屋まで行ってくるわ。雪がすごいからサクは置いていく」と出かけようとした夫(ええ、彼、八百屋大好きなんで…)の足にかじりついて、「あー!あー!」と連れて行けとねだる。振り切って夫が出ていくと、最近にない激しさで号泣ww 夜、久しぶりに焼酎を飲む。最近、週末の晩酌は熱燗が続いていたので、なんか「くーッ!」という感じがあった。ザッピングしてたら「嵐にしやがれ」が始まったところで、SAM・パパイヤ鈴木・ヒデボーを兄貴に迎えてのダンス回。これが盛り上がらないはずありません。嵐さんたちのダンスの実力(と笑いのセンス)が遺憾なく発揮されて爆笑。大野さんの華麗なタップ、松潤のやる気まんまんマイケル…! そして、やっぱりマイケル本人のダンスが見たくなった。「テレビが面白いとダラダラ飲むのがことのほか楽しいな」と、夫と意見の一致をみる。

●2月某日: 福岡市内、5cmの降雪。たったそんだけ、と思われる向きも全国には多かろうが、都市高速全線通行止めになりましたからね。「猫はこたつで丸くなる」の心境の親をよそに、駆け回りたいサク。パパに猛烈アピールして、外に連れて行ってもらう。積もった雪をいじくり倒して遊び、飽きたら一歩も歩かず(まあ路面あちこち凍って危ないのだが)抱っこをせがんで、酒のディスカウントストアではビン・缶類に夢中になり、家に入ろうとしたら大声で抗議。ふう。しかしポイント10倍デーに乗じて夫婦手分けして酒を買いまくることに成功したぜ、っと。芥川賞受賞作『共喰い』が出版され、そろそろあちこちで書評が上がっている。おおむね好評。いかにも芥川賞、て感じの作品なのかな、と勝手に想像。さて、土日に夫が作った品々を書き留めておく。パンケーキ、かぼちゃ煮物、里芋と豚の煮ころがし、ステーキ、ほうれんそうのパスタ、お好み焼き、おからと野菜の炒め煮、豆腐ハンバーグ、焼きサバ、豚と玉ねぎの炒めもの、味噌汁。おつかれっしたー! お好み焼きはれんこんのすりおろし入りですげーもちもちだったのだが、本人いわく「いかん、お好み焼きをナメてた」。満足のいく出来ではなかったらしい。