『ハングリー!』 第8話

前回初めて見逃した(録画の失敗)。で、今回。正直に書きます。2週間ぶりの向井くん…ていうか英介を見て、「なつかしい」と思ってしまった。思ってしまったのだぁ! 

この人ら、やってることは相変わらずかったるい。前々回のラストで、ル・プティシュあらためハラペコキッチン内部分裂の萌芽、続く予告で殴りあう向井くんと塚本くん。ハハーン、あるよね、仲間内で揉めることって、一度は。そういう、“お約束”の回ね。と思っていたわけです。きっとかったるい展開なんだろうから、見逃して結果オーライかな。なんて思っておりましたわけです。

そしたら蓋をあけてびっくり。前回まるまる見逃しているのに、まだコイツら仲直りしてねェ!

半年にわたって毎日カーネーション見てると、このスピード(の遅さ)についていけません…。なんつーか、あまりに何にも進んでないことに、逆に感動したわ。

けど、だけど。そんなこんな、なんだかんだ言いつつ、ここへきて、このドラマってこのドラマの世界ができていて、私はそれに愛着らしきものを持っているんだな、と発見した。発見してしまったのだぁ! 

最後、塚本くんが棚ボタでソムリエの勉強を始めるってのは、“いかにも”なんだけどこの一話の締めとして心地よかった。そんな様子を見て大杉漣のパパが言う「まさに雨降って地固まる、だな」には失笑しちゃったけど。なんと典型的な説明セリフ!

しかし塚本くんっていたいけでかわいい。ケミストリー川畑くんの役もなんか性格が地味でかわいい。三浦翔平くんも犬っころのようでかわいい。吾郎ちゃんの引きが強い。片桐はいりは鉄板。そんで、あの古き良き時代のロックにかぶれた主題歌やら、やけに浮いた挿入歌やら、吾郎ちゃんが背負って出てくるテーマ曲やらにも、なんとなくしっくり馴染んでいる私がいる…いつのまにか…。

ああそうさ、来週も見るさ。