朔太朗的日常:満1歳6ヶ月

●このひと月の大きな流れは、昼間のおっぱいをやめる → 突発性発疹にかかる → パイパイ生活復活。高熱の間は、とにかく脱水が怖いし、本人もつらいだろうから、「こんなもんでよければいくらでもどうぞ。どうぞどうぞ!」とホイホイ差し出してたんだけれども、そうなると、「パイはおれの望むがまま」路線に戻っちゃうのは当然の帰結で、そこに年末年始の帰省などで「泣いてるんだからあげたらいいじゃない、かわいそうに」とジジババにも後押しされて今に至る、むむー。

●ごはんも食べないわけじゃないし、まあもうしばらくあげるかな・・・。結局、親の決心しだいなんだよんな。大概泣かせることになると思うと、なかなか踏み切れない。

●たとえばプリンとか、見慣れないおもちゃとか、ステキなものを見ると「ファァァー!」て歓声をあげるようになったんだよね。ほしくてほしくてたまらなくなってるときにおっぱいを見せたときも。そんなに喜んでくれるなら・・・て思っちゃう。

●手やらスプーンやら駆使して、ごはんはだいぶひとりで食べられるようになり、1から10まで手伝わなくていいだけでもかなりラクになった。ひととおり空腹をみたしたら、自分のプレートに食べ物が残っていても、私や夫のお茶碗や皿のものをつまみ食い(文字通り、指でつまんで食べてる)する。親がおやつを食べようとする気配をものごっつ敏感に察して「くれ、くれ」言う。

●コップ飲みがうまくなった。注意が逸れるとすぐに傾いてこぼしてしまうので、少しずつしか入れられないけれど、自分ひとりで飲めるのがすごくうれしいみたい。真剣な顔でゆっくり飲んだあと、コップをはずして満面の笑みを見せるのが超かわゆい。

●ボトルの蓋など、それほど固くなければ「まわし開ける」ことができるようになった。

●それほど段差が大きくなければ、手すりにつかまって、膝をつかずに階段をのぼれるようになった。

●転んだりぶつけたりしたとき、痛くしたところを押さえて泣くようになった。

●会話ごっこが好き。「いい天気だね」「ん!」「お外は寒そうだね」「ん!」「でもお散歩行きたいね」「ん!」「着替えないかんね」「ん!」みたいな感じで、テンポよく元気よく延々と返事をしてくれる。もちろん意味はわかっていない。

●「おむつ換えるよ〜」というと、笑いながら走って逃げる。「もってきて」と言うとあいたお茶碗などを台所までもってきてくれるので、「ありがとう」と言うと、自分がペコリと頭を下げる。子どもってみんなそうだよね。自分が言う「ありがとう」と言われた「ありがとう」の区別がつくようになるのはいつごろなのかしら?

●コップがさねのおもちゃ、表も裏も超早く積み重ねることができるようになった。丸、三角、四角、長方形など基本的な形の積み木の型はめも上手になった。絵本や歌は「てってってー、んたったった〜」と上手にリズムや抑揚を合わせて読み、歌う。テレビは、長らく最愛だった「みいつけた」に代わって、今は「フックブックロー」と「えいごであそぼ」が大のお気に入り。ABCの歌とウンワカワカワカ・・・って歌をひとりでもしょっちゅう口ずさんでいる。「せっせっせーのよいよいよい」大好き。よく「しぇ、しぇ、しぇー」と言ってる。

●ママのスリッパを両足に履いて歩くのが好き。自分の靴も、マジックテープまではできないけど足に履くことはできる。玄関でなんかしよるな〜と思ったら、得意げに靴を履いて(左右はわかってない)部屋の中に入ってくる男がひとりw

●公園大好き。走り回り、砂遊びしまくる。人のボールやおもちゃにもどんどん手を出す。そして、行き帰り歩くのを嫌がるように。すぐに抱っこをせがみ、おろすと号泣。

●嫌がるときの意思表示はそれはそれは激しいもので、「あっぱっぱっぱっぱ〜〜〜!」と叫び、体をよじる、足をじたばたさせるなどして訴える。もちろん、人の家だろうと外だろうとおかまいなし。言って聞かせてわかるようになるまでは遠い道のりであろう・・・。

●毎日毎日走り回り続けるサクをあたりまえのように見てるけど、考えてみれば、歩くようになってからまだ半年なんだなあ、と。子どもを育てるって、ほんと、不思議なことだ。