師走の九

●12月某日: サク、朝6時からはしゃぐ。熱は39度を超えているのでソッコーで坐薬IN。頼みの坐薬ちゃんもあと1個なので、朝からまた病院に連れていこうとしたら、9時ごろには機嫌が急低下。とりあえずの体力を使い果たしたらしく、ややして寝てしまった。起きたあと、体温は37度7分。坐薬効果込みでも37度台は久しぶりだ。着替えさせるために肌着をめくると、あれ、あれ、あれれ?(←絵本「ねないこだれだ」ふう。) お腹一面に、うっすらと、赤いポツポツが出ているじゃぁ、あ〜りませんか〜! 「はい、おめでとう。これでひとつ済んだね」と先生にもお墨付きをもらう。この妙な達成感は何。

●12月某日: 「いってきまーす」という夫の声で目が覚めた・・・! 夜中、明け方と、熟睡できずに長々とぐずるサクにつきあっていたのでね。って言い訳、でも切実。サクは起きても機嫌悪し。ごはんもあまり食べない。熱はすっかり下がっているが、外で遊ばせるのもまだためらわれる。ふむー。まいりますな。しかしまあ、突発性発疹のマニュアル通り(笑)の反応なので、必殺のパイを繰り出しながら、適当にやり過ごす。発疹は昨日よりひどくなっていて、背中、お尻、首元、おでこあたりも赤ポツ。さわるとザラザラと凹凸も感じられる。かゆくはなさそうだが。頬や顎には出ていない。

●12月某日: 発疹かなり引いた。「うちの子らは突発経験済みだから、連れておいでよ」というお言葉に甘えて、サクも一緒に友だちの家へ。かねて用意していたちっこいクリスマスプレゼント、渡せてよかった。サクはお兄ちゃん・お姉ちゃん・目新しいおもちゃ・沢山のおやつで終始ゴキゲン。自家製梅酒が解禁されて昼からチョビチョビ飲む。私も梅のヘタをとるのをお手伝いしたやつだ。とってもおいしくできていた。そしてほろ酔いで、お姉ちゃんがハマっているというなわとびに参戦。思わず本気出して二重飛び。良い汗かいて帰る。夜はチゲ鍋。夫が、豆板醤・みそ・酒・ガラスープ等々で作ったスープが我が家の伝説になるレベルの美味しさ。今日はイカも入れていたのでその出汁も出たもよう。全日本フィギュア男子SPを堪能。