霜月の二

●11月某日: ゆうべ夫とふとんで雑談してたら寝ていたサクが泣き出したので一も二もなくパイをさしだすが、なかなか寝ついてくれない。眠りに落ちてゆく夫と反比例するように覚醒してゆくサク。ついに目はぱちくり。おなかがみたされてないのかな〜、もうおっぱいもそんなに出てないよな〜と、フォローアップミルクを作って飲ませ、暗めのリビングで少し遊ばせてから再び寝かしつけ。ふう。明けて午前中は公園へ。ここの階段にチャレンジするのは初めてのサク、最初は3段上ると降り、次は5段上ると降り・・・と、こっちが特に助けたわけでもないが徐々にステップアップ(文字通りのステップアップ)して、5回目くらいのチャレンジで頂上まで。めっちゃうれしそうだった。ホークスのCS第2戦、内川のタイムリー、カブレラの犠牲フライ、本多のヒットに松田のHR、そして松中の満塁HRでダメ押しと、中盤から打撃陣が爆発! 摂津も好投。摂津はリーグ優勝の立役者のひとりだよな、先発転向の今シーズン、ローテーションを外さず、ほんとよくがんばってくれた〜! サクが早く寝て、夜10時くらいには既に漂うミッドナイト感。

●11月某日: 思いつきで昼、吉塚の天ぷら屋へ。揚げたての天ぷらうまーし! ついでにゆめタウン博多に寄ってサクの衣料を物色。安い子供服って、どうしてあんなにガチャガチャした色してて、謎の英単語とかキャラクターとかが描かれているんでしょう、特に男児もの。いまだにアメカジ? むしろ無地でいい、無地で。。ところでここの紀伊国屋書店はすごく広くていいですね。買い物もそこそこで帰って、王手がかかっているCS第3戦を見る。ついにきた、杉内−涌井のエース対決! いつも思うんですが、これくらいの大投手になると、ここぞというときの気魄ってほんとすごいですね、両軍、見てて全然打てる気がしません。が、しかし、そこは打者もプロ。どこかで突破口を見出すのです。延長まで渾身のピッチングを見せた杉内も涌井も涙で降板。11回裏に1対1に追いついたホークス、12回表の西武の攻撃も抑えて、引き分けでもCS勝ち抜け決定〜! って、あれ? なのに裏の攻撃もやるんだね? なんか不思議だが。同点だったら野球の試合は裏までやるものと決まってるんだね。西武、これは屈辱だ。この屈辱の記憶は、今後、チーム一丸となる原動力に、十分なりそうだ。来年の西武は怖そう。ともかく、プレーオフ時代から通じて七度目の正直での日本シリーズ進出ダ! 夜ごはんは餃子祭り。