霜月の一

●11月某日: サクをポリオの予防接種へ連れて行く。会場の保健センターまで徒歩20分、お天気も良いし、ちょうどよいお散歩・・・じゃない! 暑い! 背中に汗をしたたらせて歩く11月って何。27度くらいあったらしいです、福岡。受付開始10分前には着いたのだが接種の順番がくるまでに20分ほどの待ち時間。その間はご機嫌で自由気ままに振舞いたがるサク(と、それをほどほどに御したがる私)だったが、いざ順番がくると、先生の聴診の段階でギャン泣きし始めるサク(と、なだめつつその腕をがっしと押さえ込む私)。ふう・・・。せっかくここまで来たので、と、もうちょっと足を伸ばして金文堂書店へ。やっぱり、書店もいろいろ行くべきね。品揃えや陳列のカラーが違うもん。アドレナリン噴出!

●11月某日: 朝9時半からサクが昼寝を始める。昼寝なのか、二度寝というほうが正しいのか、どちらにしろお昼前までこんこんと寝続ける。最近宵っ張りが続いてたからなあ。午後に公園へ。小石や砂を手につかんで排水溝の中に落としまくる。あまり褒められた遊びじゃないので別のところに連れて行ってもすぐに戻ってまたやり始める・・・。「音がするから楽しいのよね」と、そばのベンチに座ってお孫さんが遊ぶのを見ているご婦人がフォローしてくれるが、うむむ・・・。夜ごはんは祝日前らしく居酒屋風メニュー。夫の調理した砂肝炒めの火の通り加減が絶妙だった。

●11月某日: 祝日だが朝から歯医者へ。予約した診療開始時間に5分遅刻してしまったが、先生がさらに遅れてきたりしたのもあって、1時間半以上かかる。家で夫と留守番だし、と安心していたが、帰ると、パパに抱っこされてこっちを見るサクの目が濡れている。眠そうに目をこすりながら、30分くらい泣き続けていたらしい。夫の抱っこゆらゆらで寝るときもあるのだが、寝ないときもあるのよね。その心の内は、サクさんにしかわかりません。クライマックスシリーズ、ファイナルステージの一戦目。和田の好投もあってホークスが勝利! 今年こそ、今年こそいっちまえ〜! 夕食後、夫が久々にパウンドケーキを作ってくれて、コーヒーと一緒に優雅な夜食を楽しむ。