『江』 第37話「千姫の婚礼」

ここまでこんなにも辛抱強く見続けてきたのに、ここに至って、なぜかこのドラマに対するモチベーションが底まで落ちたなーとしみじみしたのが先週で、ついに見るのをやめるべき時が来たかと思ったものだが、いちお、見てみた。これが私の大河愛。見返りなんていらないの。

なんのかんの言いつつ、3姉妹の再会は、けっこうじんときた。樹里ちゃんもりえ様もあさみさんも3人とも好きなんだけど、どーもこのドラマはどーかと思うんだけど、ともかく3人が姉妹に見えるくらいには私は感情移入してるってことがわかった。

ま、ドラマがどうこうってのより、史実、このタイミングで三姉妹は再会してて、それが三人で会う最後になるってことでいいんですよね? このドラマがどうこうってのより(大事なことなので2回言いました)、江の前夫の娘を茶々が猶子として育てたとか、江の娘を初が養女にして、高次(と側室)の息子に娶わせたとか、史実なんだよなーと思うと、すごいよね。

加藤清史郎くんがすっかり人気者になって『天地人』再登場したときもそうだったが、芦田愛菜ちゃんに対する脚本があざとすぎ。ところで愛菜ちゃん、クレジット位置がすごかったわ〜

最近のお江さんはほんと美しくて見とれる。だから、脚本よお願い、いいかげん、突撃癖はやめてあげて。「教えてください」「お答えください」って、それで納得したり、自分なりに咀嚼したりできたことあったか?
2ちゃんみてたら、「江は目の前で起きてることは理解できないのに、 数年後に起きることを理解できるのはどうなんだ?」って書いてあって、ウケたwww

ここからはまた、りえ様の淀を堪能するとしようかのう。豊臣の母として滅びに向かってひた走る淀。北大路家康とやり合って、まったくひけをとらない宮沢りえの演技にほれぼれした。古今、いろんな女優が淀を演じてきたものだが、私が見た中では最高峰の淀になりつつある!!!