文月の十二

●7月某日: 暑いとか、ちょっとおなかがゆるいとか、自我の発達とか、まあいろいろな要素があるんでしょうが、サクにごはんを食べさせるのが大変。私の「あーん」は断固拒否し、かといって手づかみ食べも休み休み・・・というか、大半、食べ物の感触を楽しんでいるだけ。業を煮やして、30分ほど経ったころ「食べないなら、もうおしまいだよ」とお膳を下げると、激怒、号泣・・・。ふぅ。しばらくしてクールダウンしたころ、散髪から帰宅した夫が「じゃ、おれが」とトライし、ぎゃーぎゃー言いながらではあったが、最後は完食。夕方、産後初めてのランニング。

●7月某日: 校区の育児サロンの帰り道、突如スコール。一緒にいたアヤさんちがすぐ近くで、雨宿りに寄せてもらう。おもちゃを取り合って泣く子どもたち・・・。お昼どきにお邪魔して申し訳ないばかりか、ご主人のご実家から送られてきたという梅干しやらっきょうなどおすそわけしてもらって恐縮。ほどなく雨はあがり、帰り道はカンカン照り。寄ったスーパーで、ご近所の双子ちゃんのお母さんとばったり会って、互いに子どもがベビーカーで寝てるのをいいことに長話(主婦っぽい)。太ももの付け根が軽く痛む。こ、これは、昨日のランニングによるもの・・・たった3キロしか走ってないのに・・・

●7月某日: 引き続き、サクの食事がなかなか進まない。お箸で食べさせてみたり(いつもはサク専用のスプーン)、ごはんを茶巾絞りみたく一口大に丸めてあげたり、私が食べてるものをあげる、といった風情で食べさせてみたり、あの手この手でなんとかかんとか食べさせている。気が進まないときにそんなに無理して食べさせることもないかな、とも思うので、まあこっちが追い詰められない程度に気楽に。とはいえ、あまりにも食べないと、おっぱいおっぱいでこっちが干からびますからね〜。