卯月の六

●4月某日: 震災による影響額が、すでに2011年3月期の決算に計上されている会社も多い。第一生命の1,796億減損ってすごいな。日本中、いや世界中で、東電株はどんだけの強制評価損を計上させていることであろうか。もちろん、工場が被災したことによる減損損失は、形あるものがなくなったという意味でもっと痛ましい。

●4月某日: 遅きに失しすぎだが、自分の携帯(not スマートフォン)が歩数計機能を搭載にしていることに気づく。え、あの薬局までを往復しても、たったの2,800歩ですか?!

●4月某日: 実家へ。私はまったりと、サクはとことん追いかけてもらうなどして超アクティブに・・・と、思い思いに過ごす。夫が飲み会なので私の夜ごはんは簡単に済ませ、遊び疲れたサクを早々に夢の世界へと送り出し、胸高鳴らせて世界フィギュアの開幕を迎える。我が家ではフジテレビでの視聴となってしまうのが口惜しい。

●4月某日: お風呂のふたを閉める音、神社のお賽銭箱の上にあるカランコロン(なんて名前?)を鳴らす音。このふたつを聞くと、サク、必ず大泣き。確かに、赤ちゃんって突然大きな音が鳴るとびっくりして泣くものだと思うが、ベランダや玄関の外でもっとよっぽど賑やかに行われているマンションの修繕工事の音にはまったく動じない。不思議だ。

●4月某日: 世界フィギュア女子フリー、ミキティが優勝。真央たんも昨日よりは元気そうに見えてちょっとホッとした。それにしても点がでなさすぎじゃないでしょうか、落ち込む。翌日のEXを見てもほとほと思ったが、キム・ヨナさん陣営はもっと真剣に売り方(というと語弊があるが・・・)を考えたほうが良いんじゃなかろうか。国境を越えて、フィギュアファンに愛される売り方を。

●4月某日: 公民館で通称「母子巡回」。サク、73cm、7.9キロ。身長はド平均、体重は軽めである。最初こそやはりキョトンとしていたものの、じきに「ここ、広い! いっぱいハイハイできる!」ということに気付いたサク。保健師さんがマンツーマンで話し相手(?)になってくれる順番を待つ間、這いまくりで、名前を呼ばれて保健師さんの前に座ると、開口一番「なかなか手こずらされてますね」と言われたママであった。