2012年大河ドラマ『平清盛』キャスト予想 その1 妻・時子

2011年の大河ドラマは『平清盛』です。きゃーっ、楽しみですね! 久しぶりのマイナー時代!

大河ドラマのキャスティング全般については、昨年書いたこの辺(2010-01-26 - moonshine)の記事を参照していただければと思います。“まんべんなく、バランス良く、サプライズありで、「大河ドラマ」らしく”ですね。出演者の格、年齢層、所属事務所、NHK実績、スタッフとの仕事実績、出身業種(お笑い枠、伝統芸能枠、ミュージシャン枠、アスリート枠など)に目を配りつつ、今年もわたくしが若干の趣味に走りながら、P(=プロデューサー)に代わってキャスティングしていきたいと思います。


すでに発表されている事項を押さえておきますと、

とのことでございます。2ちゃんからコピペしてますが何か? ドラマ好きの熱狂的な支持を集めた『ちりとてちん』と『刑事の現場』から脚本家とプロデューサー、そしてあの気高くすがすがしい『坂の上の雲』から演出家を迎えるということで、いやがおうにも期待が高まってしまいますね! やっぱり大河ドラマは、キャスティング予想しているときが一番楽しいですね!!


さて、第1回の今回は、清盛の妻、平時子の予想です。家族愛に重きをおくことが基本の大河ドラマにおいて、正ヒロインの座を射止めるのは誰だ! 

時子すなわち、平家一門のゴッドマザーです。子沢山、兄弟沢山、孫沢山の清盛を支え、清盛亡き後は逃れ逃れて壇ノ浦で終焉のときを迎えるまで一族の要にあった女性。てか、このドラマ、壇ノ浦までやるらしいけど松ケンさんは何月まで生きてるんでしょうか? 

私の本命は柴咲コウ。柴咲さんはね〜、NHKで見たことないんだけど、なんか、におう! そろそろ大河にきそうな気がする。若い頃はしっかり者の娘で、しだいにゴッドマザー化していくイメージにはぴったりだし、なんといっても知名度がある。

松ケンさんは映画を主戦場にしてきたため、大河ドラマの主たる視聴者層である中高年の方々には、イマイチ謎の存在ですからね。清盛とよく絡む主要キャストには、そこを補うような役者さんをもってくるんじゃないかとね。

史実では、時子は清盛より10歳くらい年下になるのかな? 柴咲さんは松ケンさんより年上ですが、そこはこの際、気にしない。近年だけでも、高島礼子北村一輝が親子だったり(年の差1歳か2歳)、寺島しのぶ福山雅治が姉弟だったり(年の差逆転)、鈴木保奈美宮沢りえが親子だったり(年の差・・・省略)ですもん。大河ドラマは年齢の壁なんて簡単に乗り越えるのだ!

で、対抗は、上戸彩。ゴッドマザーのイメージからすると「?」ですが、この世代の女優で、中高年に知名度絶大といえば彼女でしょう。2005年の源平大河『義経』で、「うつぼ」という、なんか架空だけど重要キャラとして出演してるので、ちょっとかぶり気味???とも懸念されますが、みんなもう忘れてるよね?! 上戸さんも、まだまだCMとフジ系ドラマだけでも安泰なのかもしれませんが、ここらでバシッと「大河女優」の冠をかぶってもいいんじゃないでしょうか。

次点、貫地谷しほり。これは言うまでもなく、『ちりとてちん』枠ってことで。なんたって演技力が確かだし、松ケンさんとの並びも合いそう。『龍馬伝』から中1年ってことになってしまいますが、『伝』は、せっかくの貫地谷さんを無駄遣い気味だったんで、今度はバーンと出ずっぱりに出てほしいもんです。

石原さとみ。『大仏開眼』、『坂の上の雲』と、ここんとこ、NHKの歴史ドラマづいているし、そこで時代劇への適性を示して見せた。一時期、舞台で鍛えたせいか、演技がちょっと演劇っぽいもんね。ただ、『ロンドンハーツ』の企画で芸人たちからナンバー1に選ばれたりしてるので、さとみ的には、今ここでNHKに根を下ろすのはどうなんですかね〜。

長澤まさみ。知名度ですね。ただ、ずばりオバサン受けが必要な枠だと思うんで、そういう意味ではどうなんですかね。でも、私はまさみたん好きだからね。だってこれまで大河でやったのは「小りん(功名が辻)」に「初音(天地人)」ですよ? なんじゃそら。史実の波間を自由自在に動かせるオリジナルキャラは大河ドラマの常套手段だけど、使い方を間違えて視聴者をイライラさせるのも鉄板で、まさみたんが二度もそんな使い方をされたのは甚だ遺憾であります。ぜひ、まっとうな役でのキャスティングを望みます!

その他では、どうしても松下奈緒の名も出さざるをえんのだけど、NHKがそこまで守りに入らないよう祈ります。竹内結子さんも、今さら大河のヒロインはないですよね?大河ドラマの場合、同じ事務所同士で主人公夫婦をやる例は(少なくとも近年は)ないので、綾瀬はるか深キョンはないですよ・・・って、あら、そういえば石原さとみホリプロやん!