2010年 NHK紅白歌合戦

まずは、白組優勝に満足しております。近所の薬局でやってる“紅白トトカルチョ(?)”で白組優勝に投票してきたんで。あとは抽選で景品が当たることを祈る。

夫の実家ではずっと紅白にチャンネルが合わさっていたので、かぶりつきってわけじゃないけどなんとなくだいたい見た。

もうね、個々の歌っていうより、曲間の嵐の司会に興味津々。もはや凄腕の司会師と呼べる中居くんに比べると柔軟性はない(中居くんによる嵐の曲紹介はやっぱりすばらしかった)けど、慣れたもんですの櫻井くん、何やっても自然体のニノ、何やってもキラキラしてる松潤さん、一生懸命さがかわゆい相葉くん、棒っぷりすら魅力の大野くん。いま一番輝いている人たちを存分に堪能させてもらったって感じ。ドラマ見てなかったけど、怪物くんの企画がなんか楽しかった。

松下奈緒さんのほうは、“ゲゲゲの女房”はまったくの演技で、さばけた男前女優ってことは知ってたけど、想像以上に声を張っててすてきでした。ゲストに仲間由紀恵が来てたけど、彼女も美しかったが、やっぱり20代半ばから後半にかけての女優さんって美しいなーと思ったことです。『ありがとう』で古手川さんとふたり涙ぐんでる姿は、ゲゲゲファンとしてあたたかく見守りました。てか、向井理、いつ見ても顔ちっちぇーな! 

石川遼くんの落ち着きっぷりすごい。好感度∞の開会挨拶、NHKにこれほど似合う人材もなかなかおるまいて。

SMAPは「世界にひとつの花」を封印してのトリでうれしかった。しかもかなりがんばっていて歌ってたような。福山さんは生放送でも司会者とのやりとりなんかに異常な安定感。香川照之キター! 伊勢谷くんのゲストコメントもそつなく決まってました。対照的に上野さんは、うん、あれが彼女の魅力ですよね。そいえば、高橋デーさん、嵐よりちっちゃかった。そして、ジャニーズしかもぴかぴかの嵐と並んでも遜色ない・・・。

桑っちょの変わらぬサービス精神と哲学家ぶりに歓喜。吉田美和ちゃんの首の動きも相変わらず絶好調。石川さゆりの『天城越え』は年末に必ず見たいもののひとつ。伝統芸ですよね。氷川きよし良かったよ、なんか、ちゃんと30代になってるなあって風貌だったけど、歌うまくなったような。あゆのヴェールもってる人たちきつそうだった・・・。AKB48はいつ見ても良いです。トイレの神様は義理の両親の前でも号泣可能性大なのでチラ見しかできませぬ。アンジェラ・アキも同様。しっかし、トイレ長い歌だな。アッコも憤慨してたとかなんとか。アッコさん、あの鐘を鳴らさなかった(泣)。TOKIO、CMで聞いたことあったけどTOKIOの歌って知らなかった! 幸子よ今年も歌とギャップのありすぎる舞台装置をありがとう。

そいえば。紅白見て気付いたんですけど、エグザイルの、あとからオーディションか何かで入って中心で歌ってる人って、高島宗一郎市長にちょっと似てやしませんか。特に横顔。福岡市内人向けのネタで、しかも名前も正確に知らんですみません。

親たちの世代は「昔に比べるとおもしろくない」と言うし、私たちの世代も「見逃せない定番」としてとらえている人はそう多くなかろうし、もっと若い人たちにとっては最初から数ある選択肢のうちのひとつでしかないんだろうけど、なんだかんだで毎年見ちゃうし、終わっちゃったかくし芸や風前の灯っぽいレコ大に比べると、存在価値はまだまだあるような気がするのです、紅白。んー、相対的な問題かもしれない。格闘技祭りも終わった21世紀、大晦日感をかもしだすお化け番組は、わたし的にまだ出現してません。