今月二度目のハッピーバースデー

サク、ついに4キロ超え疑惑。0.2キロ刻みの体重計で大人と一緒に計っているから誤差はけっこうあろうが。この勢いだと、来週の一ヶ月検診では出生時比1.5倍になるぞ! あたしが一ヶ月で60キロ超になるようなもんだぞ!

そう、来週はもう一ヶ月検診なのである。産前からの予定どおり、検診の前の週末、つまり今週末に実家から引き上げるつもりだ。実家で親の厄介になるという生活には当初は窮屈さもあったが、上げ膳据え膳というのはやはり楽なもので、すっかり甘えてしまった。人間(ていうか私という奴は)、ぬるま湯にはすぐ慣れるもんですな。今は、親の生活ペースに合わせなくてよいという開放感を、サクさんの世話をしながら家事なんてできるのか、昼間ひとりでサクさんを見てて行き詰まらないかという不安のほうが凌駕しそうかも。親も親で、私ひとりならともかく、私のちっこいコブちゃんを朝夕となくいじくりまわすのが楽しくてたまらないようで、こりゃ私らが帰ったすぐは相当さびしがって抜け殻のようになっちまうんじゃないかと思うと心配でもある。

しかし、だからこそ、いたずらに実家暮らしを引き延ばすのはよろしくないんじゃないかと考える次第。いずれは帰らなければならないのだ。夫と私と朔太朗、三人で地に足つけて生活していく。とはいえ、電車で2駅、車で15分のところに住んでいるおじいちゃんおばあちゃんには、もちろんこれからもさんざ世話になる、、、もとい、密に連絡をとって親交を続けるつもりだけどね。

夫も、小さい子がいれば生活のペースが変わって最初は戸惑いもするだろうが、それが子供をもつということ。慣れてもらうしかない。というか、まあ、すぐに慣れるだろう。先週末の土日も自宅に一時帰宅して一泊したが、ぎゃあぎゃあ泣く息子を見事に寝かしつけることに成功していた。わたし? 満腹感による眠さのあまり、虫の息で「ミ・・・ミルクをあげてくれ・・・」と夫に言い遺して沈没していたのだよ。飲ませたあともしばらく泣いていたらしいが、抱っこで乗り切ったとのこと。おっぱいという最終兵器を搭載していなければ、私には無理かもしれない、、、

そんな、子守の適性もありそうな夫は、今日が誕生日である。実家に軟禁状態であろうからと、産前にプレゼントは用意しておいた。手帳をめくると、、、、うん、6月7日に天神に出て買っていますね。丸善福ビル店の閉店間近だったんだよなー。で、今日、自宅に忍ばせていたその場所をメールした。夫にはひとりで過ごす誕生日の晩ってわけだが、妻の予想では飲みに行ってるんじゃないかな。ほろ酔いでプレゼントを開けてさらにご機嫌になり、家族を懐かしく思ってくれればいい。

週末に私とサクが戻ってくることは、彼にとって、騒がしくも楽しい日々の始まりだよね。平日も週に一度は実家に顔を見せるのも、そんなこと頼んだことないんで、やっぱり純粋に私たちの、、、ていうかサクに会いたいんだろうなと思う。サクはどんどん(繰り返すが、ひと月で50パーセント増)大きくなっていくんだもん。おめおめと見逃す手はないよな。

それにしても、35年前の今日、夫がサクみたいに誕生した姿を想像してみるんだけど、、、無理! そして、35年後のサクが夫みたくなってるのを想像するのはもっと無理!! サクに関しては、一年後くらいに歩いたりしてる姿すら、まだ想像できないもんな。ひよこクラブで離乳食の記事とか読んでも、まだまだ他人事って気がする。臨月のころ、新生児の世話の記事にまるで現実感がなかったのと同じだな。実際はあっっっ!という間なんだよね。

◆追記: 書いてる途中で夫より電話あり、残業だったとのこと。晩ごはんはこれからでレトルトカレーときゅうりとスーパードライ。プレゼントにはびっくりしていた。