人が、人が虫のようだ〜!

●6月4日(金)
しほちゃんちへ遊びに行く。

長女ちゃん、もう何十回目かという「天空の城ラピュタ」のDVDを見ながら、ラピュタの中で飛行石を渡せだの渡さないだのと決裂寸前のやりとりをしている物語のクライマックスの画面を指差し、無邪気に登場人物の名前を教えてくれる。いわく、
「シータ、パズー、お父さん」 (正解はムスカ
緊迫した場面が、一気に家族団らんに見えた(嘘)。片がついて、空中で別れを惜しむドーラ一味とシータ・パズーの場面では「バイバーイ!バイバーイ!」と立ったまま元気に手を振り、テーマ曲「君を乗せて」が感動的なラストを迎えて“おわり”の文字が画面に出た瞬間、間髪いれず「もう1回!」と大きな声で催促。2歳児の辞書に余韻という言葉はない。

それにしても、たびたび遊んでいるので、すっかりなついてくれて、手を引っ張ってあっちこっちに連れて行かれるのが楽しい。お庭で草花に水やりをしているとき、「お花が気持ち良さそうだね」と言ったら、その言葉の何を気に入ったのか、それから延々と「気持ち良さそう」「気持ち良さそう」と言いながらじょうろを傾けている姿がかわいかった。

2ヵ月半を過ぎた長男ちゃんは、顔を近づけると目が合うし、あやしているとにっこりかわいい顔をしてくれるようになっていた。感激! こんなに早く成長するものなの? そして、顔といい体といい、もう、ぷっくんぷっくん。

帰り道があんまり暑かったので、西松屋に走って臨月の腹でも着られる半そでのTシャツを買う。夜ごはんは皿うどん。鬼のような量を作ったが、ふたりでぺろり。

夕方から腹の子の位置が少し下がったようだ。キックの位置があばらより下のほうになったし、頭が下腹部の下のほう(うまくいえない)に降りてしまったのか、ものすごく張る。なんかこのまま生まれてくるんじゃ・・・と緊張するくらいだったが、どうやらその位置で落ち着いたらしく、さかんにボコボコ動いているので、しばらくはそこにいるんでしょう。