一念発起の神が舞い降りる

●5月11日(火)
母と春日市のショッピングモールへ。ベビー&マタニティコーナーに足を踏み入れるが早いか、すすす・・・と売り場のおばちゃんが母めがけて近寄ってくる。以前、母がベビー用の肌着などを買ってきてくれたことがあったのだが、そのときに仲良くなった人らしい。年のころも同じくらいと見え、当事者たる私をさしおいて盛り上がるふたり。

入院時にもっていくパジャマや、子どもに使うスタイ、ガーゼなど買ってもらい、昼もごちそうになる。ありがたいことである。母上の尽きぬおしゃべり、今日は存分におつきあいしますぞ。

・・・結果、帰宅後ぐったり。貧血日和でもあり、あばらから背骨にかけても痛いし、眠いし。くたっと1.5時間ほど寝る。

いろいろ届けもののあった日。犬印本舗から取り寄せた産後の下着や授乳パッド、会社からは離職票の写し。ついでに、友だちに出した「引っ越しました」ハガキが1枚戻ってきた。宛先不明とのこと。友だちのほうが先に引っ越していたようだ。ひゅーるりー。

夜ごはんは、豚肉(と玉ねぎ)のしょうが焼き、キャベツの千切り、トマト。夫、帰宅後まだ微熱がある。食欲は変わらず旺盛なので心配いらないと思うが。

●5月12日(水)
市民プールへ。別のタイミングでふたりのおばちゃんに「予定日はいつ?」のようなことを話しかけられる。更衣室で同じタイミングに着替える人が少ないというのもあるけど、3ヶ月以上、週に一度の割合で通っていて、初めて聞かれたな。

ところでみなさん、マットは好きですか。お風呂の脱衣所、トイレ、そして台所。マットは家の中のいろいろなところに敷かれます。それによって、水滴だとかちょっとした汚れだとかをちょこちょこと拭き取る手間が省けるわけです。しかし、そういった、いろいろなものを吸収しながら、そこにマットが横たわっていると思うと、わたしどうしても嫌なんです。

お風呂のマット、これは基本的に、洗った体から落ちる水滴を吸収するためのものなのでそう汚くない。タオル地のものにして洗濯のタイミングのつど、ほかのものと一緒に洗濯機に入れて洗います。トイレのマット、これはもう絶対敷かない方向でいきたい。敷きっぱなしになるかと思うと嫌だし、かといって、感覚的に、洗濯機に入れたくもありません。手洗いするのもめんどくさいし。トイレ用の雑巾を作ってしこしこ床を水拭きするほうがマシです。

台所にも、できれば敷きたくありませんでした。どうしても、油とか、食材関係から出たものとかも吸収してしまうのに、洗いやすい素材のものってあまり売ってないんですもん。それで独身時代も結婚してからも頑なにフローリングを掃除する方針できましたが、あるとき夫が「ぜひ買いたい」と言い出した。我が家では男子厨房に入れまくりなので、むげに断るのもどうかと思い、購入に踏み切りました。半年・・・いや、8ヶ月ほど前のことでしょうか。

それから、もちろん掃除機はかけますが、基本的に敷きっぱなしになっていたキッチンマット。一念発起して洗ってみました。汚れを考えると洗濯機に入れるのはためらわれ、バケツに水を汲んで手洗いすることに。・・・・正解でした。恐ろしいほど色落ちしました。洗濯機で脱水にかける勇気すら出ませんでした。乾くまでに一昼夜かかりました。あー、これだからキッチンマットなんて〜! ま、洗わないまでも、ちょくちょく天日にあてるだけでもいいかもね。

夜ごはん、サバの竜田揚げ、みそ汁、ししとうの素揚げ、トマト。こちらも一念発起ってやつで、竜田揚げ(しかも魚の)なんて初めて作りました。ま、しょせん、どっちもレベル低い初挑戦ですけどね。たいしたことない料理のはずだが、格闘した感があった。中骨とったり腹骨とったりしてさ。で、味は悪くなかったが、いまいちサックリ感に乏しい。揚げ物って油の温度が大事なのね、きっと。